プロを目指す上で避けては通れない道

 

 

BASEBALL ONE

豊川フィールド

大川学史です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は四国独立リーグで

プロを目指してプレーしていました。

 

プロになりたい！

という集団の集まりのため

スカウトの方も多く見に来てくれます。

 

私は投手としてプレーしており

試合で登板予定のない日は

バックネット裏の控室で

配球データをとることになっています。

 

その時にスカウトの方と

試合を見ることがあります。

 

 

ある試合の時

スカウトの方がこんな言葉をぼやきました。

 

「今の牽制は見たくなかったな・・・」

 

その選手は

球速も常時140キロ台中盤

フォークも切れており三振も取れる投手でした。

 

しかし、

牽制、フィールディングは

苦手な投手でした。

 

そうです。

それまでは

「あの投手は何投げるの？」

「あの投手は今までどこでプレーしてたの？」

「今の何キロ？」

「いいボール投げるね～」

 

などなど。

とても興味を示しておりました。

 

しかし、ランナーを背負い

キャッチャーからサインでも出たのでしょう。

牽制をしたときに

 

「今の牽制は見たくなかったな・・・」

 

 

私は牽制が苦手でしたが

牽制もスカウトにアピールする武器と

知っていたため必ず毎日練習を取り組んでいました。

 

私はその選手にチームメイトでもあるので

その重要性を伝えていました。

 

しかし、私の言葉に耳を傾けようとしませんでした。

 

その選手はたった一つの牽制で

スカウトにいい印象を与えることができなかったのです。

たった一球ですよ。

チャンスを自ら逃してしまったのです。

 

その牽制がうまくできていれば

今頃、プロのユニフォームを

着てプレーしていたかもしれません。

 

本当にそういう

細かいところまでスカウトは見ています。

 

素晴らしいボールを投げるために

取り組むことはもちろんですが

投手というポジションは

それだけではいけません。

 

プロ目指すあなたはそこでマイナス要素を

作ってはいけません。

 

牽制も練習すれば必ずうまくなります。

 

さらに！

牽制が上達すると

試合の流れがつかめるようになります。

 

つまり

勝てる投手になっていきます。

 

 

リズムが悪いと言われる投手は

ほとんどの投手が牽制は上手くありません。

 

駆け引きや間合いを取る重要性を

理解していないので・・・

 

私は牽制で

プロの一軍で活躍している選手も

多数、刺したことがあります。

 

牽制は試合の流れを引き寄せることができます。

 

あなたも牽制をマスターし

勝てる投手になり、

プロへの道を近づけましょう。

 

たかが牽制！

と言っているうちはいい投手になれません。

 

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いい投手とは決して言えません。

 

 

 

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