BASEBALL ONE

 

 

 

こんにちは
BASEBALL ONE

西村 画像


ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。

 

先日
BASEBALL ONE
名古屋フィールドへ

トヨタ自動車 硬式野球部
坂田篤彦 選手がお越し下さいました。
坂田
(尽誠学園-駒大-TOYOTA)

坂田選手とは社会人時代からの
お付き合いをさせていただいており
僕の兄貴のような存在です。

僕が所属していたチームが
都市対抗大会に出場した際に
”補強選手”としてチームに合流し
約2ヶ月という短い期間ではありましたが

たくさんの指導をしていただきながら
野球の技術、心構え、そして
たくさんの出会いをいただいた方です。

坂田選手は
高校時代、尽誠学園の主将として
神宮大会準優勝、甲子園にも出場しており
我々の世代の有名選手です。

img_news

トヨタ自動車に入社された年が
僕と同じ年だったのですが
坂田選手はこのルーキーイヤーの
都市対抗東海予選で
2打席連続満塁ホームランを打ちました。

この試合の前
僕たちのチームは次の試合という事で球場の外で
アップをしていたのですが2度の
「坂田選手 ホームランです」という
アナウンスに驚いた事を今でも覚えています。

この日は久しぶりに
お会いできたという事で、
お話させていただく内容はやはり
「野球談義」です。

打撃の事。守備の事。
普段のトレーニングの事。
バントの事。スローイングの事。
メンタルについてもお話させていただきました。

トップ選手とお会いすれば
こうした野球のお話をしていると
あっという間に時間が過ぎてしまいます。

 

野球というスポーツは
理想論と現実を上手く調和させなければいけません。
ビービーワン!通信では
そうした内容を日々
配信させていただいていますが
上辺だけのテクニックだけでは
試合では活躍できません。

例えば
たった数秒でヘッドスピードが上がる方法!
とか○週間で球速○kmアップ法!などと
様々な方法が世には出ていますが

そのほとんどが上辺だけのテクニックです。
間違ってはいけませんが

たった数秒でヘッドスピードを上げても
何万人という観衆の中
それも相当なプレッシャーがかかった中で
そうした上辺だけのテクニックで果たして
良い結果をだせるのか?という事です。

我々はまず、念頭に置いておかなければならないのが
1シーズンを通してその打撃やピッチングや
スローイング、走塁ができるのか?
というのがポイントです。

たった数秒で上げた所で数秒後に
できなくなっては全く意味がないですし
「本当にそうしたテクニックが試合でできるのか?」
またそういったテクニックが
「継続的な効果があるのか?」がポイントです。

 

僕自身、この坂田選手が補強選手として
一緒にプレーしていた時
「昌太朗!それがバッターボックスでできるのか?」
「そんな事考えている余裕は東京ドームではないぞ!」
指摘され続けました。

つまりは考え過ぎだという事と
そんな事は試合ではできない。という事を
常にアドバイスをいただいていました。
果たしてそれが本当に試合という
極限までプレッシャーがかかる場面でできるのか?

自分の理想の打撃やピッチングというのは
誰しもが抱く事でしょう。

しかし、トップのレベルに近づけば近づくほど
本当にそれを試合ででもできることのなのか?
という事を頭が引きちぎれるほど考え
そのテクニックを試合仕様に削ぎ落としていくと
本当にできることだけがそこには残ります。

 

当たり前ですが、理想と現実は違います。
僕自身、その場で選手を一瞬で改善させたり
修正させるコーチング法をいくつも
持ち合わせていますが、それが
本当にその選手が試合の場面で
できるかどうかを判断基準
としてからその情報を提供するように注意しています。

変化させてあげる事が終わりではないからです。

また、動作解析のフィードバックも
一見、問題点であっても試合で影響が無ければ
無視する場合もありますし
見た目では問題が無くても試合中に
大きなデメリットを生む事が
あれば確実につぶしていきます。

どんな事にでも通じる事かもしれませんが
やはり!何事もシンプルが大切です。

理想は理想として持ち続けなければ
いけませんがそれがもし現実的に
不可能であったり、あまり意味が
無いのであれば僕は削ぎ落としていく
必要があると考えます。

BASEBALL ONE

スマホやインターネットが普及していて
情報過多の時代になり
どれが本当なのか?それを取組めば良いのか?
迷ってしまう選手や保護者の方、指導者の方も
いらっしゃるでしょう。

 

僕が坂田選手から気づかせてもらったように
「果たしてそれが試合でできるのか?」
「試合で意味があるのか?」を

判断基準として情報をインプットした際の
頭の中の整理や振り分けに活かして下さい。

この日、坂田選手に伺った
普段取組む練習メニューは
社会人野球という舞台を考え、
選りすぐられたメニューばかりでした。
これはどの世代の選手にも
通じる練習メニューをプランニングする時の
コツですが

今、自分がプレーするレベルに必要なものと
将来の為に必要なものを分けておく!という事。

例えば
社会人野球であればトーナメント戦
大学野球であればリーグ戦

そもそもの戦い方やメンタル面が変化します。
またそのレベルによって選手個々の目標も変化するので
中学生であれば高校を見据えた内容が必要ですし
高校生であれば、大学や社会人で必要な木製バットでの
対応を見据えた内容が必要でしょう。

少々お話はそれますが
よく間違えやすいのは
打者の緩急への対応練習です。

小学生の場合、
中学校になったら変化球があるから
それまではストレートだけで、
緩急の対応を加味したメニューを
取組まないチームや選手がいますがこれはNGです。

よーーーーく!考えて下さい。
小学生の選手こそ一球一球
球速にバラツキがあります。

また体力もこれから向上していく年代なので
試合終盤にもなればやはり球速差は
試合中でも大きく変化します。

小学生の選手がよくいくと思いますが
バッティングセンターのボールに
緩急はほぼありませんし、ボールが
来るタイミングもほぼ同じペースです。

なので、球速が遅い選手ほど打ち
あぐねる事があると思いますが
こうした内容が原因になっています。

僕も先ほどお話させていただいたように
そもそも、試合でそれが
できるのかどうかを無視した、
自分の理想だけを追う練習になっていました。

取組むべきは、、、
それが試合でできることなのか?
チームの方針に対して的をえた内容になっているのか?
という事です。

そして、それと平行して
将来の事を考えた内容になっているかどうかです。

僕が坂田選手にアドバイスをいただいたように
僕もあなたへのアドバイスと変えさせていただきます。

ぜひ!参考にしてください!

 

P.S

ナゴヤ球場で坂田選手との記念撮影♪

スクリーンショット 2015-09-12 19.16.11

 

P.P.S
坂田選手の東京ドームでのホームラン写真です!

坂田2

 

P.P.P.S

本日、日本選手権東海地区予選
代表決定戦において見事!
トヨタ自動車さんが代表権を獲得しました!
おめでとうございます!

スクリーンショット 2015-09-12 19.23.10

 

このブログの執筆者

西村 画像

BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー
 西村昌太朗
(ニシムラショウタロウ)

2012年 野球専門・動作解析サポート
BASEBALL ONE設立。
現在までにプロ野球選手をはじめ、
全国の社会人選手から少年野球選手、
女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。
またチーム単位でのサポートも実施中。
年に数回行われる限定キャンプや
セミナーには県内だけでなく全国の選手や
その保護者が参加するほどの人気。
また自信が配信するビービーワン!通信は
県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、
購読者は指導者から選手までと
幅広い層に好評を得ている。
2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し
野球情報専門のブログとしては急激に
購読者が増えている。


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