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中学1年生の投球測定

●今回のオンライン投球測定を実施した選手

・中学1年生 右投げ 硬式 身長161cm


●本人からの悩み
・球速を上げたい
・ケガをしないフォーム作り
・下半身の力を使えるようになりたい
といったような悩みをいただきました!
1度動画データを送っていただきモーションキャプチャを使って
15項目を数値化した結果. . .

●15項目測定結果

1.並進速度 2.07m/s 90km/h平均
2.骨盤角速度 418.4deg/s  90km/h平均
3.胸郭角速度   697.2deg/s  90km/h平均
4.腕の速度   13.89m/s  90km/h平均
5.腕の最大加速度   287.9m/s2   120km/h平均
6.リリース時の腕の速度   13.47m/s  90km/h平均
7.プレートからのエクステンション   125cm  90km/h平均
8.肩最大外旋角度からリリースまでの距離  0.55m 90km/h平均
9.肩最大外旋角度からリリースまでの時間  0.05s 90km/h平均
10.前足膝関節角度   132.7°  適正値
11.ステップ幅(身長に対して)77% 適正値外
12.肩最大外旋角度 170.3° 適正値
13.前足着地時の骨盤と胸郭の捻転差  17° 適正値外
14.リリース時の体幹前傾角度  109.9° 適正値外
15.肘関節角度  143.5° 適正値外


このデータから気になる点として
11.ステップ幅 77%
13.前足着地時の骨盤と胸郭の捻転差 17°
15.肘関節角度 143.5°
この3点の数値の改善が
必要だと感じました。

 


ステップ幅が身長に対して97%を下回ってしまうと、
体重移動が不十分になり並進速度も
遅くなってしまう傾向があります。

そのまま投げてしまうと下半身の力を利用することができず
上半身の力だけで投げてしまい、
球速の低下やケガのリスクが向上します。

また、ステップ幅が広がることによって
プレートからのエクステンションの数値が伸び、
リリース時の体幹前傾角度も改善される傾向があります。


前足着地時の骨盤と胸郭の捻転差の角度が小さく、
肩最大外旋角度が適正値なことから
肘が前に出ていくようなフォームになっている
可能性が高いです。

肘が前に抜けてしまうと肩肘のケガにつながったり、
肘を伸ばす力だけで投げてしまうので
球速の低下にもつながります。

肘関節角度の角度が小さいことによって
リリース時に肘が伸びないまま投げてしまっています。

肘が伸びないまま投げてしまうと
肘に負荷がかかってしまい
関節が曲がっていることによって
力がボールに伝わらない可能性が
高くなってしまいます。


これらの動作を改善するためのメニューをご紹介します。

11.ステップ幅を改善するための練習メニュー

開脚回旋

効果:下半身の動きを広げる、開脚動作をスムーズにする
特徴:下半身の可動域が狭い選手、下半身をうまく使えない選手
注意事項:少しずつ動きを広げる、膝が折れないようにする
回数:10回

13.前足着地時の骨盤と胸郭の捻転差

プレッツェル

効果:胸郭の動きを広げる、捻転差を広げる
特徴:胸郭の動きが悪い選手、捻転差ができない選手
注意事項:呼吸を使って少しずつ動きを広げていく
回数:10回

15.肘関節角度

プッシュアップトウタッチ

効果:腕を伸ばして力を出す動きを覚える、
特徴:肘抜けをしてリリースしてしまう選手
注意事項:腕で地面を押すイメージでお尻を上げていく
回数:10回

 

これらの動作を行っていくことで数値が改善されていき
球速アップやコントロールアップだけでなく
ケガのリスクも無くしていくことができます!

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