【野球脳】試合から得られるものとは！？

こんにちは！

BASEBALL ONE
石坂 祐太郎です。

 

選手のみなさんは
試合は楽しい！
試合に出たい！
試合をしたい！
このように思っているはずです。

 

指導者として
選手たちに
試合ができる機会を作り、
選手を起用し、
試合の采配をします。

試合をする目的は何でしょうか？
試合から得られるものは何でしょうか？

 

今回は
試合をする目的、
試合から得られるものについてお伝えします。

 

試合というのは、
文字通り、“試し合い”をするものです。

個人として、チームとして、
培ってきた技や力を試す機会が試合です。

 

そして、
試合は必ず勝敗が決まります。

勝つと嬉しい！
負けると悔しい、、、

この感情というのは、
自分も相手も
真剣であれば真剣であるだけ
大きくなります。

試合は勝敗が決まります。
どうせ試合をするなら、
勝ちたいですよね？

では、
何に勝ちたいのでしょうか？

相手

試合には相手がいます。
相手がいなければ試合はできません。

相手チーム、
相手ピッチャー、
相手バッターなど、
一つ一つの相手との勝負の結果が
最終的な試合の結果につながっていきます。

 

自分

自分自身のベストパフォーマンスを出すため、
過去の自分を越えるためという意味では、
自分との勝負があります。

周りの選手との比較をすることが
多くなるとは思いますが、
最も大切なことは、
自分と向き合うことではないでしょうか。

技

アウトを取るため、
セーフになるため、
得点するため、
失点を防ぐため、
これら全ての勝敗に勝つために、
日頃の練習から技を磨きます。

技の勝負というのは
観ている者を魅了する勝負ですね。

プレイヤーも観客も
野球の試合を楽しめるポイントの一つです。

心

心はその人の身体を操ります。
培ってきた力を発揮するためには、
心の成熟が欠かせません。

どれだけ実力のある選手であっても、
どれだけ組織力のあるチームであっても、
その持っている力を最大限に発揮できるかは
その選手やチームの心の強さで左右されます。

試合では心の勝負に勝てるかも試されます。

 

駆け引き

試合には相手がいます。

相手がどのような相手であるか、
相手がどのような策を講じてくるか、
それに対して
どのような戦術を駆使して戦うのか、
確率ゲームとも言われる野球
駆け引きの勝負はとても面白いです。

これらの勝負にこだわりを持って
試合に挑むことで、
得られるものがたくさんあります。

 

ここからは、
試合で得られるものについて
お伝えしていきます。

 

成果・課題

何かを実行すれば、
必ず結果が出ます。

結果というのは、
成功と失敗の両方を指します。

試合に向けて準備をし、
実行してみて、
成果や次への課題を得ることができます。

 

自信・自負

試合に向けての自分の取り組みを信じ、
試合での経験が更なる自信となる。

試合での経験値が上がり、
実績が積み重なることで、
自分の能力に誇りを持つことができ、
自負の心が強くなっていきます。

感動・感情

勝って嬉しい！
負けて悔しい、、、
喜怒哀楽の感情
涙が溢れるような感動
試合に関わる全ての人々にとって
それぞれの物語があり、
様々な感動や感情を得ることができます。

友情・人情

野球はチームスポーツです。
チームの仲間のことを思い、プレーをする。
他者に対して、
人としての情が芽生え、
仲間との友情や
人情に厚い野球人へと成長することもできます。

強さ・弱さ

野球の試合は、
強いから勝てる訳ではなく、
弱いから負ける訳でもありません。

強者は強者なりの、
弱者は弱者なりの戦い方があり、
勝者にも敗者にも
それぞれの強さと弱さに気づくことができる。

それが試合です。

強さを知って、さらにどのように
強者となっていくのか。

弱さを知ることで、
本物の強者となれることがあります。

 

向上心・志

野球には正解がありません。
誰もが更なる高みを目指す権利を
持っています。

試合後には、
もっと上を目指したい！
という向上心が芽生え、
試合に向けては、
自分はどうありたいのか？
という志を持つことができます。

リスペクト

自分を、仲間を、相手を尊重する心。

試合に関わる全ての野球人に対して
敬意を表する。

自分一人だけでは試合はできません。

試合ができることに対して
感謝の気持ちを持つことで、
スポーツマンシップの心が芽生えていきます。

これら全てが、
野球人としての野球人生で、
試合から得られる生涯の財産となるのです。

 

いかがでしたか？

今回は
試合をする目的、
試合から得られるものについてお伝えしました。

選手として、
試合に向けて
どのような取り組みをしていけば
良いでしょうか？

試合を振り返って
何を手に入れることができるでしょうか？

それを踏まえて、
指導者として、
試合は誰のためのものでしょうか？
指導者のためのものではなく、
選手のためのものですよね！

指導者のみなさんには
試合を通じて得られる財産を
大切な全ての選手に
プレゼントしてあげてください！