こんにちは。
BASEBALL ONE
上之薗 北都です。
高校野球でも
試合が解禁され
試合がどんどん
増えてくる時期になります。
投球するイニング数も
増えてきていると思います。
そのなかで冬の間に
トレーニングした成果は
出すことが出来ているでしょうか?
今回は、
試合で長いイニング登板するために
必要なスタミナをあげるための
考え方についてお伝えしたいと思います。
一言にスタミナといっても
投げる体力をつけるだけでは
長いイニングを投げることはできません。
ある2つのことを考え
そのことができるようになると
長いイニング投げることができる
スタミナを身に付けることができます。
まず、1つ目は
1イニング当たりの投球数を
減らしていくことです。
1イニング当たりの
投球数の平均が
13球の投手と
16球の投手がいるとします。
この2人の投手が
80球ずつ投げたとすると
16球の投手は5イニング
13球の投手は6イニング
投げ切ることができます。
同じ球数投げたとしても
1イニング当たりの球数を
少なくしていくことで
長いイニング投げることができます。
この例でいうと
1つのアウトをとるために
必要な球数としては
1球しか違いはありません。
この1球の差を
生み出すためにどうするか
ということを
考えていかなければいけません。
2つ目は、ペース配分です。
全球、全力で
投げることはできません。
打者や状況、点差などに
応じてリラックスして
投げていくことも必要です。
ランナーもいない状況で
ホームランだけ打たれないように
しないといけない場面と
満塁のピンチでは、
力の入れ加減は確実に変わってきます。
このペース配分を
意識しておこなっていくことで
長いイニング投球していくことができます。
プロの投手でも本当の全力では
20球がギリギリと言われています。
ですが、試合の最初から
ペース配分を考えすぎてしまうと
立ち上がりの状態がわからないときに
相手打線から攻められてしまいます。
試合の最初は
相手に隙を見せないため、
自分自身の試合の
マウンドでの状態を把握するために
100%に近い状態でいくと
よいと思います。
スタミナをつけるために
ただ走り込みをする
投げ込みをするだけではなく
考え、工夫することでも
スタミナをつけていくことができます。
ぜひ、今回お伝えしたことを
頭に入れ、取り組んでみてください。