こんにちは!
BASEBALL ONE
大川学史です。
野球のアドバイスの多くは
「答え」を最初から教え
その答えを出すまでの
過程や理屈は指導されない
ということはよくあるお話です。
あなたも
なぜ?
肘が下がってはいけないのか?
なぜ?
開きが早いといけないのか?
こうしたことは
最初から教えてもらったわけではなく
野球を続けていく中で
知っていたのではないでしょうか。
最初は
「肘が下がってはダメだよ」
「開きが早くなってはいけない」
などといった答えのみ
なのではないでしょうか。
例え
教えてもらっていたとしても
「怪我しやすいから」
「コントロールが悪くなるから」
「球速が上がらないから」
などが
付け加えられる程度でしょう。
しかし、、、
いくら答えを分かっていても
答えを導く方法が分からなければ
答えを知っているだけで
実践すること簡単なことでは
ありませんよね。
この考え方は
算数でも同じですよね。
答えだけ教えられても
様々な数字が出てきた時、
さらには足し算だけでなく
引き算、割り算、掛け算と
複雑になり、応用が出てきた時に
理屈が分からなければ
答えを導き出すことができません。
野球と算数の違いは
算数では答えと導き方は
基本的には一つですが
野球では
そういうわけにはいきません。
10人の選手がいれば
10通りの導き方と
答えの形を伝えなければ
問題を解決することは
難しいものです。
そして
対戦相手がいるので
応用の連続です。
野球の指導現場では
どうしても『答え』のみを
言ってしまいがちですが
大切なことは
答えを導き出す方法を
提案してあげることが大切です。
あくまでも!!!
提案です。
これを押し付けてしまうと
選手の自主性というは生まれません。
もし!
答えのみを伝えているのであれば
その過程である
なぜそうするのか?
なぜ必要なのか?
なぜ?
ということをその選手に合わせて
サポートをしてあげてくださいね!
そうすることで
選手自身は自ら答えを導くことが
できるようになっていきます。
さらには
その答えの導き方が
選手自身のオリジナルの方法となり
様々な変化にも対応できる
選手になっていきます。
こうした選手は
どんな環境でも通用する選手へと
なっていくものですよ!
野球選手をサポートしていると
どうしても様々なことを教えたくなり
その選手には必要ないこと
自分の感覚や経験則で話をしたり
答えのみを伝える指導方法に
なりやすいものですが
そこをぐっと我慢して
選手が自立できるように
選手自ら答えを
出すことができるように
導いてあげてくださいね!
プレーするのは選手自身です。
あなたが代わりに
プレーすることはできません。
選手のために
最高のサポートをしてあげてください!