このコラムのタイトルである
朝一の試合でスイングを安定させるために
一体どうすれば良いのか?
ここまでご覧頂いたあなたはもう
分かってきていますよね^_^
そうです!
前の日の素振りやバッティングセンターではなく
試合当日のアップ 準備運動の方法を研究し
進化させていくのです。
練習って打撃から始まる?
野球の指導者の多くがこの言葉を多用します。
「練習でできないことは試合でもできない」
(僕はこの言葉↑めちゃくちゃ嫌いですけどね)
というのに練習メニューって
決まった流れになっていませんか?
アップ
↓
キャッチボール
↓
ノック
↓
打撃
この流れの練習メニューが圧倒的に多い
しかも、打撃練習が始まるのが
長い時だと、大体アップから2時間程が経過した時。
でも、試合の時は
アップ
↓
キャッチボール
↓
シートノック(7分)
↓
各自素振り(数分)
なんて流れがほとんどです。
この流れを見ていただければ
お分かりだと思いますが
練習でやってないことを
試合当日あなたはやっているんですよ。
形式化する必要はない
野球というのはその大会ごとで
様々な事が変化していきます。
という事は練習を決まった流れにすればするほど
そのチームの選手達の適応力、対応力は
レベルアップどころか落ちていく一方です。
これは指導者の方にぜひ!取り入れていただきたい
ことですが、選手は
「いつも大体こんな感じだから次はこの練習だな」って
直感的に分かっているんですよ。
だから予想もしないことが起きると
それに対応できないでいるんです。
予想通りは危険ですからね!
予想通りにいかず、でもそれに全力でスグに
対応していくことを習慣化させること
それが、県大会や全国大会で選手が
活躍できるようにするための練習メニューの
組み方の1つだと僕は思います。
選手としての取組み(アップ)
いくらなんでも素振りをする時間がないほど
慌ただしくするとも思えません。
もしあなたが一本でも多くヒットを
打ちたいと思うのであれば
誰よりも先にベンチや控え室に行き
チーム道具の準備を迅速に済ませれば
バットを20本は振れる時間が生まれます。
ストレッチを5種類はできる時間が生まれます。
朝一番の試合だからと
「眠て〜」なんてダラダラしているのではなく
眠たいからこそ!試合時間が早くアップの時間が
限られているからこそ!
無駄な時間を省き自分の準備にその時間を当てるのです。
そしてそれを普段の練習から習慣化すれば
いつどんな試合の時でもあなたは
練習も試合も同じアップ、準備運動を
行えるようになります。
途中でチームの問題を上げましたが
チームの問題をあなただけの力では
どうにでもできない!
(そういった文句?は僕がいいますから 笑)
あなたがやるべきことは
選手としてできるアップ、準備運動を
研究し、実践する。そして、その内容を
普段の練習に落とし込み、習慣化し
何時に試合が始まろうが安定した結果を
出せるようこれからも取組み続ける事が
とても大切です。
そもそも
夜遅くに試合が終わったと思ったら
次の日はお昼に試合。その試合が終わったと思ったら
飛行機に乗って次の試合会場へ。
あなたが目指すプロ野球選手がいかに
大変な環境なのかお分かりのはずです。
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