バッティングの指導の中で
「グリップを出しなさい」とよく言われるものですが、グリップを出すことを意識しすぎてしまうとヘッドが遅れてしまい、振り遅れてしまったり、差し込まれてしまうことがります。
そこで取り組んでいただきたい練習をご紹介します。
【この練習目的】
インパクト時にグリップが前に出過ぎないようにしリストターンの位置を覚えるため
【目安所要時間】
10分程度(20〜30回)
【手順】
1.トップを作り、ノーステップで構える引き手は短くバットを持ち押し手はそこから2グリップほど空けて握る
2.回転動作に合わせて引き手を引かないように押し手の肘から先を
ボールに向かって伸ばす
3.バットをトップの位置まで戻す
4.手順2,3の動作を2回繰り返す
5.3回目に行うときにボールを打っていく
【指導のコツ】
・バットを握る位置を確認すること引き手は短く持ち、押し手はそこから2グリップ短くもつ
・引き手を前に引かないようにすること
・押し手の肘から先を伸ばすようにすること
・下半身を止めさせないこと
・引き手は力まず、押し手でバットを出していくようにすること
【指導のポイント】
・回転動作と共に引き手を引かないようにし、おへその前にインパクトが来るようにすること
・押し手を肘から伸ばすことでインサイドアウトを意識させること
・構えた時にトップを作ること