こんにちは
BASEBALL ONEです。
あなたは
雨の日に野球をしたことがありますか?
野球というスポーツは
基本的には屋外スポーツのため
雨が降れば試合を行うことはできません!
ですが、多少の雨であれば
試合はそのまま続行されます。
特に夏の大会期間中は
大会の進行に遅れが出ないように
少し雨が降ったぐらいでは
中止にはなりません。
その時の準備をあなたはできていますか?
雨が降っている状況も
想定に入れておかなければ
思わぬところで足元を
すくわれてしまいます。
雨が振ることにより
考えられる影響はまず
グラウンドのコンディションです。
雨が降りグラウンドが
水を含むことで柔らかくなってしまいます。
そうすると今までスパイクでしっかりと
踏ん張れていた地面も
踏ん張りがきかなくなり
力は発揮しづらくなってしまいます。
これはバッターにもピッチャーにも
共通することです。
バッターはバッティングの際に
足をステップして下半身を
踏ん張ることで固定をし
上半身を回転させていきます。
ですが下半身の踏ん張りが効かなければ
上手く上半身に力を伝えることは
できないでしょう。
またピッチャーも足をあげて踏み出した足を
固定することで上半身をひねっていきますが
足を固定できなければ上半身に力は
伝わりません。
もちろんこれは全選手が
同じ条件になるのですが
実はそこには差が現れてくるのです。
つまり下半身が踏ん張りにくい状況下で
力を発揮できる選手と
できない選手が分かれるのです。
まず力を発揮できない選手というのは
下半身と上半身の力の使い方の
バランスが悪い選手です。
多くの選手がこれに該当するのですが
上半身の方が意識的にコントロールが
しやすいため上半身に力が入ってしまいます。
そのため土台である下半身よりも
上半身に力をかけてしまうためバランスが悪くなり
下半身が上半身に振り回されて動作をスムーズに
行うことができなくなってしまうのです。
逆に下半身が踏ん張れなくても
力をある程度発揮できる選手は
下半身と上半身の力の使い方が
とても上手です。
下半身が踏ん張れる
範囲内で上半身に力をかけるので
バランスを崩すことがなく
完璧に力は発揮できないまでも
ある程度しっかりとした動作を
行うことができるのです。
もちろんグラウンドのコンディションが
良くてもバランスよく力を
使うことができる選手の方が
パフォーマンスは良くなっていきます。
是非あなたも
雨の試合を想定して
練習を行ってみてください!
そうすることで雨が降っていない
状況下でのパフォーマンスを上げることにも
繋がっていきます。