こんにちは。
BASEBALL ONE
上之薗 北都です。
ピッチャーが失点を減らしていくために
欠かせないポイントは
ランナーが出てからのピッチングです。
クイックで投げることで
スピードが落ちてしまう
コントロールが曖昧になってしまうという
ピッチャーの方もいると思います。
そこで今回は
クイックでの投球時のポイント
について
お伝えしたいと思います。
さっそく
そのポイントなのですが、
クイックで一番大事になってくるのが
軸足にしっかりと
重心を乗せてから投げるということです。
そのときに
ただ軸足に重心を乗せるのではなく
軸足の股関節に乗せていくことが大事です。
ユニフォームのズボンに
斜めのシワが出るような
乗せ方が出来るようになると良いです。
お尻を少し後ろに引くようにし
股関節だけを捻っていくと
軸足側の股関節に重心が乗っていきます。
このような姿勢で
セットポジションに入ることで
動き出しから体重移動がスムーズになり
より速いクイックで
投球することができます。
軸足に重心を乗せてから投げるよりも
最初から少し乗せておくことで
速くなっていきます。
このときに
気をつけていただきたいのは
あくまでも速く投げることよりも
しっかりとモーションをとって
投げていくことです。
速く投げようとするあまり
上半身が早く前に流れてしまう
選手も見受けられます。
そして、もう一つ
抑えておきたいポイントがあります。
それは
ブルペンでの投球練習です。
あなたは普段のピッチングで
何割くらいランナーを想定した
セットポジション、クイックでの
ピッチングをしていますか?
実際に試合で
何割くらいランナーがいる状況で
投球していますか?
この割合が
大きく違う選手がいます。
試合では6〜7割は
ランナーがいる場面でのピッチングです。
しかし、
ブルペンで投球練習を行うときは
3割くらいしか
セットポジション、クイックでの
投球練習をしないという選手がいます。
それでは
試合でクイックで投げたときに
ミスが多くなってしまいます。
練習量が足りないためです。
他の目的を持ってのピッチングではいいですが、
試合でのランナー有りの割合と同じくらいは
ブルペンでもセットポジション、クイックで
投球する練習をしていきましょう。
クイックになると
球速が落ちてしまうという選手は
クイックでの練習が不足していませんか?
ぜひ、一度自分のピッチング練習を
振り返り取り組んでみてください!