こんにちは。
アスレティックトレーナー
阿部将大です!
野球のプレーにおいて様々な場面で
バランスを取ること
が必要になります。
例えば
・ピッチングでの軸足で立つ動作
・ピッチングでの投げ終わりのステップ足の動作
・バッティングでの軸足にためを作る動作
などなどさまざまな場面でバランスが
重要となりパフォーマンスにも
大きく影響してきます。
その中でバランスを取るという動作は
ただバランスを取れたからパフォーマンスを
発揮できるとは限りません。
野球の動作ではプレーの中で
バランスを維持しなければならないのです。
野球選手として動作の中でどのような
ポイントを意識して
「バランスをとる」
ということを行なう必要があるのか?
ピッチング動作の中でまず軸足で立つ
という動作があります。
この時に単純にバランスを取るような
動作をしてしまうと次に行われる
「体重移動」がスムーズに
行えなくなってしまいます。
これはバッティングにおいても
同じことです。
軸足にためを作る動作を行なった時に
ただ単純に片足をあげる動作を
行なっているだけでは強いスイングも
できなくなってしまうのです。
野球のプレーにおいて
バランスを取るということは
てんびんのようにどちらかにバランスが
取れているということだけではなく
次の動作を意識した中での
バランスということを意識しないと
いけないのです。
てんびんのように片方で
バランスを取ろうとしてしまうと
動きが止まってしまうのです。
プレーの中で動きが止まってしまうと
大きな力を発揮しようとしても
無駄な動作が入ってブレにつながってしまったり
力を発揮することも難しいのです。
動きが止まるということは
0の力から100を生み出さないと
いけないのです。
これはでは無駄に力を使ってしまうし
いくら体力があっても足りません。
動きをスムーズにしていくためにも
動作の中でバランスを取れるように
していくことがポイントなのです。
0の力から100を出すのではなく
20、30という小さくても
動きのある中から100の力を出す方が
無駄な力を使うこともなくスムーズに
行うことができるのです。
野球のプレーにおいてもバランスを
とるということを行なっていく中で
次の動きを意識してスムーズに移行して
いくことを頭において
バランスを取れるようにしていきましょう!
バランスが取れなくなってしまうことが
ケガにつながってしまう原因にもつながります。
逆を言えばケガがなかなか治らない選手は
プレーの中でのバランスが原因に
なっているということもあるのです。
野球選手の肩肘のケガを
・再発してしまう選手
・ケガから復帰したけど
パフォーマンスが戻らない選手
など野球におけるケガの
ご相談も受け付けておりますので
i-care@bb-one.jp まで
お気軽にご相談ください!