こんにちは
BASEBALL ONE
亀浦 俊一です。
12月に入り今年も
終わりに近づいてきました。
これまでにも冬場に取り組む
練習や考え方をお伝えしてきました。
今回もその続編を
お伝えしていきたいと思います。
アマチュア野球では
複数ポジションを守ることが
多くあると思います。
ピッチャーや外野手。
サード、ショート。
内野、外野。
全てのポジションを守れる
大阪桐蔭の根尾選手のような
選手もいると思います。
しかし高校生ぐらいになると
状況が少し変わってきます。
ピッチャーに専念したり
キャッチャーに専念したり
特にセンターラインは
固定される傾向にあります。
やはりレベルが上がれば
各ポジションに特化した練習も
多くなってくるので
固定されるのはある意味
しょうがないことでしょう。
そうなってくると
各ポジションでの考え方も
身についていきます。
特に内野手と外野手は
動きや役割が大きく違うので
意見の違いなども
生まれてくると思います。
これは野球を真剣に
考えていればいるほど
意見の違い、衝突は
生まれてくるのは当たり前です。
むしろないほうがおかしいのです。
ただチームとしては
意見の違いを話し合い
お互いの意見を聞いた中で
最善と思うものを選択
していかなくてはいけません。
いつまでも分かり合えないチームでは
決して勝てるチームにはなれません。
今回は
まだ外で練習できる今の時期に
全てのポジションをシャッフルして
ノックをしてみませんか?
と提案してみたいと思います。
これは基本的に
守ったことがない
ポジションにつかせ
実際にどんな
見え方をしているのか
外野手からの距離
内野手の距離
フライの見え方
一歩目の切り方など
いつもと違う感覚に
なると思います。
特に内野手が外野を守る場合は
カットプレーに注意しながら
ノックを受けてもらいたいと思います。
外野手が内野を守る場合も同じです。
カットプレーは
内野外野の距離が大切になってきます。
どの位置で捕球したら投げ辛いのか
どこに投げられたらとりやすいのかなど
お互いの事を感じられるようになります。
またこの時期は
どうしても体幹トレーニングや
ランニングメニューも多いので
気分転換にもなります。
ここで重要なのですが
必ず最後に
選手だけの意見交換の場
を作りましょう。
この時間を作る事で
ただの息抜きの時間だけで
終わらなくなります。
実際感じた事を
話していきましょう。
ぜひ試してみて下さい。