こんにちは。
BASEBALL ONE
上之薗 北都です。
打者が
「ボールが止まって見えた」
投手が
「いつでも構えたところに投げられた」
このようなことを話しているのを
聞いたことがある人もいるかと思います。
このような状態は
その選手の目が良い
コントロールが良い
だけではなく
試合の中で
究極の集中状態に入っていて
あらゆる動作や感覚が
研ぎ澄まされているため
に起こる現象です。
このことを
ゾーンに入っている状態といい
よく言われるのが
ランナーズ・ハイです。
ランナーズ・ハイとは、
長い距離を走っている中で
急に楽になり、ペースを上げても
息がきれずに快調に走れる
といった状態です。
ランニングメニューや長距離走で
体感したことがある選手も
いるかもしれません。
このようなゾーンに入っている状態は
無意識下でなることもありますが、
あなた自身でコントロール
することもできます。
ゾーンに入ることができれば
周りの雑音、たとえば
相手チームからの声や
集中を妨げるような音も
聞こえにくくなり
自分自身の中で
プレーに必要な情報のみ
入ってくるようになります。
では、どうしたら
ゾーンに入ることができるのか
入りやすくなるのか
ということをお伝えしたいと思います。
まず、1つ目に
試合に入るまでの準備です。
試合を迎えるまでに
コンディションや
相手チームの情報などを
整えていくことです。
そうすることで、
不安なく試合に臨むことができます。
不安があるということは、
集中を妨げてしまう要因になります。
冬の間の練習も
試合に不安なく臨むための
準備のひとつです。
2つ目は、
ルーティンの活用です。
以前もブログのなかで
ルーティンについては
お伝えしたことがありますが
ルーティンを活用することで
いつも通りの自分に
なることができるため
ゾーンにも入りやすくなります。
3つ目としては、
イメージトレーニングがあります。
自分自身の最高のプレーを
想像することです。
たとえば、、、
サヨナラヒットを打った場面
最終回のピンチを抑え
優勝投手になった場面
このようなプレーの当事者に
自分がなることを想像するのです。
そうすることで、マイナスの思考が消え
プラス思考になっていくことができます。
ゾーンに入るためには
自分自身が「今ここ」に
なければいけません。
過去に囚われていたり
未来を悲観していては
集中することができません。
私自身、
試合で完封した時、
ピンチで抑えることができた時は
今の一瞬に集中してプレーすることが
できていた時でした。
試合で高いパフォーマンスを発揮するためにも
ぜひ参考にしてみてください。