こんにちは。
BASEBALL ONE 巽 大介です。

『球持ちがいい』という言葉を
ピッチャーの方なら
一度は耳にしたことが
あると思います。

 

今回は
球持ちがいいとはどういうことなのかを
お話ししていこうと思います。

 

球持ちがいいという表現を使われる選手の特徴

球持ちがいいとは
どういう状態のことを言うのか
をまずは説明していこうと思います。

 

球持ちという表現の意味合いには、

・ボールが最後までリリースされない。

・リリースポイントで
しっかり投げられている。

・リリースポイントで投げられていない。

主にこれらの状態の事を言います。

 

つまり
球持ちというのは結論から言うと、
リリースの状態のことをさします。

 

具体的な言い方をすると、

「最後までボールを押し込んでいて
リリースポイントが前にある。

この投手は球持ちがいいなぁ。」

 

「この投手はすぐに
ボールをリリースしてしまって、

リリースポイントが
後ろ側になってしまっている。

球持ちがよくないなぁ。」

など、
こんな形で使われるのを
耳にしたことがあると思います。

 

では、
球持ちがいい選手とよくない選手の
メリット、デメリットは何なのか。

 

これについて説明していきます。

 

球持ちがいい選手のメリットとしては、

メリット

・リリースポイントが前になる

・最後までボールを押し込んでいける

(・タイミングが人よりズレる)

主にこの辺りがメリットとなってきます。

 

リリースポイントが前になる利点としては、
後ろの人と比べて
その分の距離が縮まります。

 

僅かな違いと感じるかもしれませんが、
そもそも18.44の距離で
ピッチャーの投げてくるボールに対して
バッターは判断する時間は
0.5秒もありません。

 

見えやすい人より
見えにくい人の方が打ちにくいですよね?

 

ですから、
リリースポイントが前になれば
打ちにくくなりやすいことになってきます。

最後までボールを押し込んでいける利点
としては、

体の後ろ側(背中側)で力を発揮するより
前で発揮する力の方が強くなります。

 

これは
腕が離れて投げてしまう動作や
上半身が開いてしまう動作の
腕が早く振れなかったり

強く押し込めなくて
球速が出ないのと同じことで、

後ろでリリースをする
と言うことは
力を発揮できないタイミングで
投げることになります。

 

逆に球持ちがいい人は、
リリースポイントが前になるので
最後まで力を連動させて
伝えることができます。

 

最後にもう1つ、
特殊なメリットとして
人よりタイミングが
合わせにくくなります。

 

簡単に言うと、
普通のピッチャーが
ボールをリリースしたタイミングより

さらに長く我慢して投げることで
バッターのタイミングを
狂わせることができるのが
最大の利点です。

 

ですが、
後からも説明もしますが
デメリットがあることや
純粋に難しい動作になりますので
万人にオススメできるものでは
無いのかもしれません。

 

次に
球持ちを意識し過ぎたことによる
デメリットです。

そのデメリットとしては、

・動作の速度が遅くなる

・リリースでなでる動作をしてしまう

主にこのあたりが気になってきます。

この辺りは
デメリットというよりは
気をつけて欲しいことです。

 

動作の速度が遅くなることや
リリースでなでる動作をしてしまう要因
としては、

リリースを前で離そうとしすぎて
全身の回転する速度が
疎かになってしまうことや、
連動性がなくなり
手先や腕の振りだけになってしまうことが
あるからです。

 

あくまでリリースポイントが
前であればいいだけなのに
前でリリースすることを意識しすぎて
力が発揮出来ない状態にならないように
注意してください。

 

これらを踏まえると、
リリースポイントが後ろになってなければ
基本的には球持ちがいい
という風に捉えてもらっても構いません。

 

その中で出力を落とさずに
どこまで球持ちをよくしていけるのか、
ここに差が出てくると思います。

 

ですのでここからは、
球持ちを良くしていける練習方法を
紹介していこうと思います。

 

練習方法1
グラブ手を軸足側の腰を掴んだ状態で投げる

グラブ手を軸足側の腰を掴んだ形で、
ステップした状態から投げます。

 

目的としては、
上半身を開かずに
リリースする練習になります。

 

注意点としては、
上半身を開かない意識と
前足の腰も引かないように投げることです。

 

コツとしては、
高さはそこまで気にしなくても
大丈夫なのですが

横振れは気をつけてください。

 

抜けている時は
リリースが離れたりしてしまって
後ろ側になっています。

 

逆に引っ掻いている時は
腕だけが先に動いてしまって
連動性がなくなり
強くリリースが行えていません。

 

慣れてきたら、
出力を上げていって
その中で動きを
コントロールしていってください。

 

練習方法2
ボールを真下に叩きつける

真下にボールを叩きつける形で投げます。

 

目的としては、
真下に叩きつける形は
自然とリリースポイントが
前になっている状態ですので、
リリースポイントが前になってる形から
力を発揮することです。

 

注意点としては、
自分自身に地面から跳ね返ったボールが
あたらないように気をつけつつ、
できる限り真下に叩きつけることです。

 

コツとしては、
今回はリリースが前になっている形から
スタートしているので
発揮する強さに注目して行う練習です。

 

リリースポイントで
出力を上げられるように、
腕だけの力で投げず、
上半身の連動を意識して
リリースに伝えて下さい。

 

この2つの練習方法を試してみてください。

 

形作りと発揮の両方を
習得することができます。

 

そうすれば、
球持ちがよく
今よりも抑えられるようになってきます。

 

ぜひ習得していってください!



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