こんにちは。
BASEBALL ONE
上之薗 北都です。
ピッチングの中で
コースや高さを意識して
投げていくことは
していると思います。
打者を抑えていく上で
この2つ以外に必要なこととして
今回は「奥行き」
についてお伝えします。
奥行きとは、
コース、高さといった2次元の見方に
前後を加えた3次元的な見方
になってきます。
たとえば、
ストレートとチェンジアップを投げていて
チェンジアップがたとえ変化を
していなかったとしても
ストレートと同じ腕の振りで
20km/hの球速の違いがあったとしたら
打者は打ち崩すのが難しくなってきます。
これを行うには、
ストレートと同じ腕の振りで
変化球を投げていくことが必要です。
同じ腕の振りができることで
球速差をつけ奥行きを最大限活用した
投球が可能となってきます。
打者というのは、
今までの記憶のデータから
ボールの球速や変化を予想して
スイングしていくので
同じ腕の振りで投げられると
対応するのが難しくなります。
奥行きというのは
ブルペンでは感じにくい
部分でもあります。
そのため、ブルペンでの
投球練習でコントロールに
手応えを感じたら
どんどんシート打撃や紅白戦、
練習試合などの試すことができる
実戦の場面で投げていき
打者の反応を確かめていくこと
が重要です。
奥行きを使っていくことによって
コース、高さをギリギリを
つかなくても抑えていけますし
打者が手を出しやすい
ボールを増やすことができ
結果的に球数を減らして
いくこともできます。
良い投手は
調子が悪いというときでも
試合を作り、最小失点に
抑えることができます。
そういった投手になるためにも
奥行きを使って
球数を減らしながら
抑えていく技術が必要です。
勝てる投手、信頼される投手
になるためにも奥行きを活用し
調子の良し悪し関係なく
抑えられるようになっていきましょう。