こんにちは
BASEBALL ONE
亀浦 俊一です。
先日、都市対抗二次予選
第一代表決定戦準決勝
東邦ガス×ホンダ鈴鹿
の試合を観戦して来ました。
やはり二次予選の雰囲気は
独特の雰囲気があります。
各企業の応援も熱がこもっており
見ていても楽しいですね。
さて試合はというと
特に7回裏表の攻防が
チームを象徴するような
ものになっていました。
先行のホンダ鈴鹿は
ノーアウト1塁から
ランエンドヒットを仕掛けました。
投手は左の変則投手、
牽制を1球投げた後の初球、
打者は真ん中の変化球を
引っ張ってポール側に大きなファール。
さらに2球牽制を挟んで
2球目もランエンドヒット!
打者は外の球をフルスイングして
今度はレフトオーバーのツーベース!
ランナーは投手のフォームを
完全に盗んでいました。
打者は2球ともフルスイングです。
果たしてあなたは同じ場面で
完璧なスタートを切れるしょうか?
このバッターのようにフルスイングできるでしょうか?
どちらの選手も大事な場面で
ベストのパフォーマンスをしたと思います。
一方、後攻の東邦ガスも
先頭打者がライトフライを打ったのですが
相手のライトが落球。
すかさず2塁を狙って悠々セーフ。
次の打者が詰まりながら
1,2塁間に打って抜けそうな当たりを
セカンドが取り1塁へ送球。
バッターはヘッドスライディングでセーフ!!
ファーストが伸びて捕球している間に
2塁ランナーはホームを狙い間一髪セーフ!
打者、2塁ランナ1,3塁コーチャーの意思疎通が
完璧に出来ていないと出来ないこのプレー!
コリジョンルールが適用されていなかったら
ブロックできたのでアウトだったと思います。
ですがそのこともしっかり頭に入っていたので
ホームを狙ったのでしょう。
さすがです!!
試合の結果はホンダ鈴鹿が勝ちましたが
お互い随所にいいプレーがありました。
どの選手も常に全力疾走で、フライが上がっても
次の塁を狙う姿勢は
社会人野球を象徴していたと思います。
是非、学生野球をしている
あなたにも参考にして欲しいと思います。
1球の大切さ、
ワンプレーの大切さが分かると思います。