こんにちは!
BASEBALL ONE
石坂 祐太郎です。
スポーツは
個人スポーツ・団体スポーツとありますが
その中でも野球は団体スポーツに当てはまります。
ですので、野球というスポーツで
勝利をするためには
個人の力だけでなく
チームの力が大切となります。
そこで指導者が頭を悩ますのが
”チームづくり”です。
チームづくりに手をかける前に
今後の見通しを持って、
戦略を立てることが
その後のチームの成長に
大きく関わっていきます。
そして、野球は
『打撃・守備・走塁』の
3つのポイントがありますが、
チームづくりは
何から始めればいいのでしょうか?
それはズバリ!
走塁です!
走塁を知ることで
調子に関係なく
得点に結びつけることができ
野球を知ることができ
走塁を軸に打撃や守備も
強化することができます。
そこで今回は、
チームづくりを始める中で
走塁から始めるといいのかを
ご紹介します。
ポイント①
野球は人がホームベースに
触れると得点となる!
野球の競技特性として、
攻撃チームは
打撃と走塁によって得点を
目指します。
一つずつ塁を進めていき、
ホームベースまで
進塁することができれば、
得点することができるのです。
ポイント②
27個のアウトを三振でとり、
すべての試合で
全ての得点を
ホームランでとることができるか?
どんな打者に対しても、
三振をとることができるピッチャーを
目指すことは必要なことかもしれません。
ただし、1試合で27個のアウトを
全て三振でとることは
なかなか難しいことです。
また、これと同様に
どんなピッチャーに対しても
すべての打席で
ホームランを打つことが
できる選手を目指すことは、
打者として目標とするのはよいでしょう。
ただし、すべての試合で全ての得点を
チームの選手全員がホームランを打って
得点することも難しいことです。
ポイント③
走塁を極めることで、
それを防ぐための守備がレベルアップし、
走塁を使うために打撃もパワーアップ!
守備の目的は
“いかにして攻撃チームの進塁を阻止し
得点させないか”ということです。
この目的を果たすためには、
打撃と走塁による進塁について
よく理解しておく必要があります。
打撃の目的は
“出塁させること、進塁させること、
得点させること”になります。
ホームランであれば、
これらの目的を全て果たして
得点することができるのですが、
基本的には、一つずつ塁を進めていき、
塁上のランナーを
ホームベースまで進塁させて
得点するために打撃を行います。
つまり、
守備や打撃というのは、
走塁を深く理解すればするほど、
実際にプレーをする選手たちが、
その目的意識を持って
取り組むことができます。
ただ単に、
目的も使い方も
分からない状態で取り組むのと、
目的やその使い方を理解した上で
取り組むのとでは、
どちらの方が成長スピードが
早いと思いますか?
今回ご紹介させていただいた
おすすめのチームづくりの戦略は
私が高校野球の現場で
コーチとして指導し
実際に成果が出た事例です。
主な成果は以下の通りです。
成果①
平日の練習時間が55分!
初戦敗退が続いた進学校が
甲子園出場経験校に2年連続勝利
成果②
県内強豪4校が入るゾーンを勝ち上がり、
秋季県大会ベスト4
成果③
7年ぶりに夏の甲子園出場の基盤に!
今回は、
『打撃・守備・走塁』の観点から
チームづくりは何から始めると良いか?
考えるべき3つのポイントについて
ご紹介しました。
チームの選手たち
個々の能力や特徴を活かすことができれば、
チームとしての力は高まり、
強いチームとなっていきます。
チームづくりをスタートする際は、
チーム方針を明確にし、
組織としてビジョンを持って、
それを共通理解することが大切です。
もちろん正解はチームによって異なります。
ぜひ、参考にしてみてください。
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