こんにちは!

BASEBALL ONE
石坂 祐太郎です。

 

監督としての手腕が問われる場面の一つが
試合での采配。

そして、
試合での選手起用ではないでしょうか?

チームの選手一人一人には
“個性”があり
“特徴”があり
“色”があります。

監督として、
チームの選手の特徴を活かすことができれば、
試合での選手の起用の幅が広がり、
試合巧者としての采配が可能となります。

 

選手の“個性・特徴・色”を理解し、
どのように起用していくのかが重要なのです。

 

今回は、
試合でどのように采配すれば良いのか分からない。
選手を活かせる起用がしたい。
そのようなお悩みや前向きな意思を
お持ちの指導者の方々に
読んでいただきたい内容です。

 

“選手を活かす起用”というのは、
“おいしい料理を作る”ことで
例えることができます。

では、
おいしい料理を作るためのポイントは
何でしょうか?

おいしい料理を作るためのポイントを例に、
選手を活かす起用について考えていきます。

 

まず、
おいしい料理を作るためには
使用する食材の特徴を知ることが大切です。

食材の特徴というのは、
味や香り、栄養などのことです。

野球であれば、
選手の能力や性格などを把握すること
大切です。

 

使用する食材の特徴、
起用する選手の特徴が分からなければ、
おいしい料理は作れませんし、
選手を活かす起用はできません。

選手をよく観察し、
選手とコミュニケーションを取り、
選手の特徴を広く深く知ること
これが大切になります。

 

次に、
おいしい料理を作るためには
食材の組み合わせを工夫することが
大切です。

一品の料理に
どのような食材を使用するのか?
ということです。

野球であれば、
ポジションや打順などを工夫します。

 

料理で食材どうしの
食べ合わせの良し悪しがあるように

バッテリーをどのようなペアにするのか?

二遊間は?

打順の巡りはどうか?

選手のことを理解した上で、
選手間の関係性やどのような戦術を用いた
試合運びをするのかまで考えることが大切です。

これは、
実戦を想定した練習や
練習試合などでさまざまなパターンを
繰り返し実践することで
チームにとっての最善が見つかります。

最後に、
おいしい料理を作るためには
どのように調理をするのかが大切です。

調理というのは、
焼くのか?煮るのか?
茹でるのか?生で食すのか?ということです。

野球であれば、
選手の起用や
どのような戦術を用いるのか
といった試合での采配です。

季節や食材によって適した調理法があるように、
状況や選手によって
最善の起用法や戦術があります。

 

また、
料理を食べる人がどのような料理を求めているのか?
対戦相手がどのようなチームであるのか?
料理を食べる人が前日に何を食べたのか?
対戦相手が前戦でどのような戦いをしたのか?

あらゆる情報やデータを基に、
刻々と状況が変化する中で
その瞬間の最善の選手起用や策を
講じていくことが求められます。

 

いかがだったでしょうか?
今回は、
試合でどのように采配をすれば良いか、
選手を活かす選手起用とは何か?
以上の内容について、
料理を作ることに例えながらご紹介しました。

料理人がおいしい料理を作るように、
監督は選手の特徴を知り、
組み合わせを工夫し、
試合で采配を振るいます。

食材を活かすも殺すも
料理人の腕にかかっているように
選手を活かすも殺すも
監督の腕にかかっています。

ぜひ参考にしてみてください。



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