こんにちは!
BASEBALL ONE
石坂 祐太郎です。
学童野球から中学野球、
中学野球から高校野球など、
ステージが変わるタイミングや
チームを移籍するタイミングでは、
野球をする環境が大きく変化します。
また、
新チームスタートのタイミングでは、
チームのメンバーの入れ替わりがあり、
監督やコーチなどの指導者が
変わることによっても
野球をする環境に変化があります。
今回は、
野球人としての成長や
進化に大きく関係する
環境の変化に対する
順応と適応についてご紹介します。
順応とは?
順応というのは環境に慣れることです。
流れに逆らわずに素直になる
という意味合いです。
新たなチームに所属し
そのチームでの活動がスタートすると、
それまでに慣れ親しんだ環境とは
大きく違うことに対して
ストレスを感じることがあります。
関わる人が違い、
活動する場所が違い、
チームとしてのルールなども違うことで、
精神的な気疲れや
身体的な疲労も大きくなります。
しかし、
人間には
環境の変化に慣れることが
できる能力が備わっていますので、
時間が経つことで
数ヶ月前には感じていたストレスを
数ヶ月後には感じなくなっていきます。
これを順応と言います。
レベルの高い環境に身を置き、
その環境に順応するということは、
あなた自身が進化して
レベルアップしていることになるのです。
具体的なプレーで例えるならば、
打者が速いボールに
対応できるようになる
プロセスが挙げられます。
過去に球速が140キロまでのボールしか
打ったことのない選手が、
いきなり150キロのボールを打とうとしても、
なかなか難しく、
怖さを感じることもあります。
これは、
打席で150キロのボールを
体感したことがないことが大きな要因です。
しかし、
150キロのボールを
何度も打席で見ることによって、
ボールの速さに感覚器官が順応していき、
初めて体感した時ほどの速さは
感じなくなっていきます。
高校野球でよくある例としては、
次戦が豪速球を投げる投手である場合に、
バッティングマシンを速いボールに設定し、
打たなくても
打席でそのボールを見ることによって
速球に慣れる対策をする例があります。
速球をとらえるスキルも必要になりますが、
前提として、
速球に対して感覚器官が順応していることも
必要な条件となるのです。
順応は環境に慣れることを指しますので、
一度、速球に対して慣れたとしても、
時間を置けば
その速球に対して慣れた感覚というのは
鈍くなっていきます。
適応とは?
適応というのは環境に合わせることです。
ピッタリと当てはまるように合わせる
といった意味合いがあります。
環境などに慣れ、自然に変わることが
順応であるのに対して
適応というのは、
環境などに合わせ、自分が変えることを言います。
例えば、
球速150キロのボールに対して、
体感として
スピードに関しての慣れはある上で
タイミングがやや遅れ、
刺されてしまった場合に、
タイミンングの遅れを修正します。
タイミングの取り方を
動作として、
時間として変えたり、
また、
打席の立ち位置、
バットの持ち方を変えたりすると思います。
このように
自分の動作や感覚などの何かしらを変化させて
対応していくことを適応と言います。
適応するためには、
環境などに合わせるための
自身が持つ引き出しの数を増やす必要があり、
その引き出しから
瞬時に何を取り出すべきか判断し
実行していく力を鍛えなければなりません。
練習で訓練し、
試合で実践する。
これを繰り返すことで
適応能力が鍛錬されるのです。
いかがでしたでしょうか?
今回は
野球人としての成長や進化に大きく関係する
環境の変化に対する順応と適応について
ご紹介しました。
環境の変化に伴い、
常に進化し続けるためには
順応が大切です。
そして、
その環境で生き延びるためには
適応する力が必要になります。
環境は野球人を育てます。
さらなる成長と進化を遂げるために、
参考にしてみてください。
見るだけで野球力がアップする動画を
今だけ無料でプレゼント中!
我々の野球上達ノウハウを解説した動画教材
「BASEBALL ONE野球上達プログラム」を
ビービーワン通信(無料)にご登録いただいた方へ
無料でプレゼントしています。
「BASEBALL ONE野球上達プログラム」は
野球をプレーする野手・投手
野球を指導する指導者
お子様を応援する保護者様
などなど野球の上達について興味がある人なら
誰にとっても大変価値がある動画教材です。
▼完全無料!!ビービーワン通信の登録はこちらから▼