こんにちは
BASEBALL ONE
亀浦 俊一です
さぁいよいよ全国で甲子園予選の
組み合わせも決まり
楽しみや不安を抱えながら
毎日練習をしているのではないでしょうか?
今回は調子を落としていたり
結果が出るのか不安なあなたに
大会が近づいて来たときに
どのように考えて練習すれば良いのか
準備の仕方をお教えします。
まずは私の高校最後の甲子園予選の
お話をします。
結果から言えば最悪なものでした。
20打数2安打
セフティーバント、セカンド内野安打
のヒット2本。
打率は1割
最後の夏はベスト8で敗退。
悔やんでも悔やみきれません。
なぜ私はこんな結果になってしまったのでしょう?
実際にこの答えが分かったのは
社会人野球に入ってからでした。
最後の甲子園予選前
私がどんな練習をしていたかという
のをお伝えいたします。
高校3年生になり
私は自分のバッティングを見失っていました。
とにかく感覚が悪く
タイミングも合わない
ヘッドも走らない
芯にも当たらない状態でした。
色々な方にアドバイスをいただき
練習をしましたが
改善されることはありませんでした。
そんな状態が続いていくと
練習でも、試合でも、打席でも
どんなときでもバッティングのことを
考えるようになります。
ただ良かったときの感覚を
取り戻すために練習をします。
大会まで時間があればそれでも良いのですが
全く答えが出ないまま
試合の前日の練習も終わってしまいました。
ここで大きな間違いを私はしています。
なんだか分かりますか??
私の間違いは
試合が近づいて来たのにもかかわらず
出来ないことを出来るようにしようと
してしまっていたのです。
そもそも何ヶ月練習しても出来なかったことが
大会まで1ヶ月を切っているのに
いきなり出来るわけがないのです。
試合が近づいて来たら
出来ることをやる。
その出来ることの精度や確率をどこまで
上げることができるのか
その事を考えて練習するべきです。
大会の1ヶ月を切ったら
まずは自分が出来ていること
出来ていないことを整理して
やりきる事ができるものだけを
練習でやっていく事が大切です。
調子が悪くても打てるコースは有ります。
そのコースをどのようにして
打っていくのかが大切なのです。
打てるコース、打てる球種の
確率を上げていく事が
結果を出す近道なのです。
例えばアウトコースは打てる。
インコースは全く打てない。
こんな状態だったとします。
であればアウトコースを
打てる可能性の方が高いので
インコースが真ん中になるよう
ベースから離れてたちます。
そうすれば普段インコースの球が
真ん中になり
それよりもインコースにこれば
ボールになります。
このような事を
いきなり試合でしても
いつもと感覚が違うので
打つことは難しいと思います。
だから大会2週間前の練習は
この方法で練習をやり込むのです。
「どうせ調子が悪い」のだから
確率が高いところにかけて
信じてやり込むし上がりません!!
今更出来ない事を出来るようにする方が
確率が悪くなってしまいます。
短期決戦に臨む時は
いつでも調子がいいわけではありません。
だからこそ調子が悪い時にどのように
結果を出していくのかが大切なのです。
調子が悪いから打てなかったでは
無責任です!
まだ間に合います!!
今の自分をしっかりと分析して
出来ることと出来ない事を
はっきりさせて
出来ることの確率を上げていきましょう!
これが最低限の試合前の準備です。
調子が悪くても
この準備さえしておけば
試合当日に不安になることはありません。
不安があるあなたは
今から準備を始めましょう!