こんにちは。
アスレティックトレーナー
阿部将大です!
あなたは
肩や首の「コリ」
を感じたことは
ありますでしょうか?
自覚症状がある人もいれば
逆に自覚症状がない方もいます。
この肩や首のコリですが
野球選手にとっては
ケガのリスクを高めてしまったり
パフォーマンスを低下させてしまったり
ということの原因にもなります。
特に肩や首のコリの自覚症状がある人は
わかりやすいと思いますが
自覚症状がない人に関しては
大きな問題となってしまうのです。
現在私も治療という形で
野球選手のサポートを行なっていますが
小学生や中学生でも肩や首のコリ症状を
抱えている選手がとても多くいるのです。
肩こり・首こりと聞くと
大人の方が抱える問題であったり
デスクワークなどにより起きてしまう
というイメージが強いと思います。
小学生、中学生が…
と考えてしまいますが
意外に自覚症状の有無は別として
半数以上と言っても
過言ではないぐらいの選手が
肩や首のコリを抱えているのです。
野球選手として
・ケガ
・パフォーマンスの低下
を引き起こしてしまう
肩や首のコリの症状が
なぜ問題となってしまうのか?
また改善方法についても
今回は紹介していきます。
まず
なぜ肩や首のコリが
問題となってしまうのか?
肩こり・首こりの
感じる筋肉というのは
このようになっています。
特に
僧帽筋
肩甲挙筋
胸鎖乳突筋
というような筋肉が
影響しています。
これらの筋肉が
硬くなってしまうため
肩こり・首こりのような
症状が出てしまうのです。
僧帽筋や肩甲挙筋というのは
肩甲骨の動きに大きく影響してきます。
この2つの筋肉が硬くなってしまうと
手を挙げにくくなってしまうのです。
手を挙げにくくなるということは
投球動作に大きく影響してしまうのです。
テイクバックで手をうまく挙げられず
肘が下がってしまったり
体から腕が離れすぎてしまったり
ということが多くなってしまうのです。
また胸鎖乳突筋というのは
硬くなっていくと顎が前に出て
さらに頭まで前に出てきてしまい
姿勢が悪くなってしまうのです。
姿勢が悪くなれば
体の動きも悪くなってしまいます。
ケガのリスクが高くなることと
パフォーマンスが低下してしまう
ことには密接な関係性があるのです。
その中で肩こりや首こりというのは
・ケガのリスクを高めてしまうこと
・パフォーマンスを低下させてしまうこと
のどちらも起きてしまう
大きな問題なのです。
そして自覚症状があれば
症状に対しての取り組みが可能ですが
自覚症状がないという時には
自分自身の状態を
把握する必要があるのです。
では肩こり・首こりの症状を
改善するための方法についてを
紹介していきます。
今回は簡単な2つのメニューを
紹介していきます。
まず1つ目は
現在各フィールドのアップでも
行われているメニューです。
肘を曲げて
指で肩を触るようにした状態で
後ろに回していきます。
この時に肘を遠くに回していくような
イメージで取り組んでいきましょう。
また指導者の方は
やり方をチェックすると
同時に肘の曲がり具合も
チェックするように
してください。
大きく左右差があったり
することもあります。
肘の曲がり方が悪くなっていれば
ケガをしていたり、ケガをしてしまう
可能性も高くなってしまうのです。
そのため指導者の方は
やり方ももちろんですが
このようなポイントも
チェックしていきましょう!
2つ目は
肩から首にかけての
ストレッチになります。
まず伸ばしたい方の手首を
反対の手で持ち
少し下方向に引きます。
そこから首を横に倒していきます。
横に倒したままで
首を前後に動かします。
こうすることで
肩から首にかけての筋肉を
ストレッチしていくことが
できるのです。
まずはこの2つを
しっかりと取り組んでみてくださいね!
野球選手の肩肘のケガを
・再発してしまう選手
・ケガから復帰したけど
パフォーマンスが戻らない選手
など野球におけるケガの
ご相談も受け付けておりますので
i-care@bb-one.jp まで
お気軽にご相談ください!