こんにちは!
BASEBALL ONE 西村 直樹です!

 

これまで中学3年生に向けて
発信させていただいているブログをご覧になり

実践いただいている選手は

「下半身をなぜ使うのか?」
「下半身を使った動作とは?」

ということがだんだんと
分かってきているかと思います。

 

投球動作の意味や動作が分かることによって
自身で修正していくポイントがどこなのか
ということが分かり

自身で考えて
改善できるようになっていきます。

そうすることで
試合後に出た課題に対し

すぐに練習で修正を行うことができ、
早期のレベルアップ
に繋がっていきます。

高校に入って
できるだけ早く試合に参加できるように

この時期を大切にしてくださいね!

 

今回のブログでは、

「ステップ足(右投手:左足、左投手:右足)
の股関節に支点を作る」

についてお話ししていきたいと思います!

 

「………………ん?支点?」

と思っている選手も
多いのではないでしょうか?

中学校の理科の授業の中でも
支点・力点・作用点といった

「てこの原理」

を勉強したと思います。

イメージしやすいものは「シーソー」です。

シーソーでは長い板の間に支点があることで
一方が体重をかける(力点)と
反対側が持ち上がる(作用点)

といった遊具になります。

 

投球動作でも
その動作を活用していくことで
これまでもお伝えした

下半身の力を上半身に伝えるといった
力の連動が
できるようになっていきます。

そこで投球動作での支点になってくる部分が

「股関節」

となります。

 

ステップ足を着地させ、
回転動作を行う際に
この
股関節での支点が作れることにより
上体の回転スピードや

リリース時の力が大きく変わってきます。

この支点を作る動作が苦手な投手の特徴は、
ステップ足の膝がステップ足のくるぶしと90度、
もしくはそれよりつま先側に出てしまっている投手です。

このようになってしまうと
支点が作れないことで

下半身の力が抜けてしまうことや、
うまく力の連動が
できなくなってしまうことで
ボールに力が加わらず

スピードが上がらないこと、
コントロールが不安定になる

といった状態になってしまいます。

そのため、支点を作り
ステップ足を安定させ、

上体を加速させることや
リリースポイントを安定させる
ことが必要です。

多くの選手は
ステップ足へ体重を乗せていく
といった
動作については
理解しているのですが、
股関節と答える
選手は多くありません。

ステップ足に体重を乗せていくだけでは、
ステップ足を
安定させる動作を習得することは
難しくなります。

 

以前、ステップ足だけで立ち
もう片方の足を背中側に引く

バランストレーニングを行った際に、
選手に
股関節に乗せた場合と
足裏だけでバランスをとる場合の

二つの動作を試してもらいました。

 

股関節に体重を乗せない場合では、
足裏だけでバランスを取ろう
してしまい、
早い時間でフラついて足を着いていました。

重心の位置が足の部分にあるため、
上半身がふらつくことで

バランスがとれなくなってしまっていました。

股関節に体重を乗せた場合は、
下半身が安定し長い時間

その姿勢をキープすることができ、
選手本人も驚いた表情を
していました。

 

股関節に乗せることで
重心の位置が体の中心に近くなり

下半身を安定させた状態を作ることができます。

その下半身を安定させた状態で
投球動作を行うことで

上体の加速・下半身の安定に繋がり、
力のあるボールや

コントロールの良い投球が可能となります。

 

そこで今回は、
そのステップ足の股関節で支点を作るための

練習動画をお伝えしていきたいと思います。

練習方法ですが、
まずは、少し高さのある台を用意してください。

投球フォームのステップ足を
着地させた時の形を作り、

ステップ足の下に台を置きます。

 

そこからまずはその台を踏み、
軸足で地面を蹴り

足一本で立つようにします。

この動作では
つま先側に体重を乗せていく動作と

腰を回した動作を合わせ、
股関節に乗っていることを

確認していく練習になります。

 

股関節に乗せていく動作が
できるようになったら

実際にボールを持ち
その動作を使い投球していきます。

注意点としては、
投げることを優先するのではなく、

「下半身の動作ができた中で、
腕を加速させていくこと」

を確認してください。

初めはゆっくりとした動作で投球していき、
徐々に
タイミングを合わせ、
力を入れていくことで

リリース時に入る力の変化を
感じることができていきます。

 

以上が練習方法となります。

初めはタイミングを合わせることが
難しく感じると思いますが、

繰り返し行い、少しずつ
動作を覚えていくことで
自然と行える
ようになっていきます。

まずは焦らずに
動作を確かめながら行ってみてください!

高校に入ると以前お伝えした通り、
力のあるバッターが増えて
いきます。

そのバッターを抑えるためには
コントロールをつけた中で

力のあるボールが必要になっていきます。

その準備として
この高校入学までの期間での取り組みが

スタートダッシュに繋がっていきます。
より良い投手となるために
1日1日を大切にしていきましょう!

 



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