こんにちは。
BASEBALL ONE 柔道整復師
山田 将真です。

あなたはケガの発見から
どのようなプロセスを経て
復帰をしていますか?

ケガが発覚したものの
何をすれば良いかわからないといった
経験をしたことはありませんか?

僕自身も高校時代
同じような経験をしてきました。

このような経験をしたからこそ
選手には同じような思いをして欲しくないと感じ
エコーを使用した
メディカルチェック、治療を行っています。

 

では、実際に
エコーを使用したメディカルチェックから
復帰までをどのような流れで
行っているのか分からない

という方も多いかと思います。

 

今回は
実際に行った
メディカルチェックから復帰までの流れ
について
ご紹介します。

 

現在レッスンに来られている選手の中にも
肘の痛みが続いているという
選手がいました。

 

その選手は
小学5年生のピッチャーで
肘に痛みがあるが
我慢をしてプレーを続けている
とのことでした。

痛みが出る場所は
肘の内側で毎回同じ場所に
痛みが出る状況でした。

 

ケガが発覚してしまうと
投げられなくなると思ったため
検査にも行っていないとのことでした。

 

まずはその選手に対して
なぜ痛みを繰り返してしまうのか、
なぜメディカルチックや検査が必要なのか
ということを説明しました。

そして
定期的にエコーを使用しながら

治療を行っていくようお伝えしました。

 

この選手の肘の痛みは
さまざまな要因がありますが

エコーでのチェックで分かったことは
肘の内側の骨の剥離骨折の可能性です。

 

この肘の内側の骨の剥離骨折というのは
主に小学4.5年生に多く
成長期の柔らかい骨に対して
何度も投球時の負荷が
肘の内側にかかることによって

骨が剥がれてしまうというものです。

いわゆる野球肘というケガです。

今回のチェックを受け
医療機関にて検査をして頂いたところ
肘の内側の骨の剥離骨折
と診断を受けました。

しかし
幸いなことに
程度としては軽く
2〜3週間の投球の中止、
その間の治療、リハビリによって
最短で復帰することができました。

 

治療では肘の骨に対しての電気療法
肘や肩周りの可動域の改善、肘の内側の筋肉の
柔軟性の改善を中心に行っていきました。

 

自宅でも
腕のストレッチや肩周りのストレッチにも

取り組んで頂きました。

その成果もあり
痛みは徐々に軽減していきました。

痛みが軽減してからも
定期的に肘の状態をチェックし
ケアにも通って頂き
現在は、痛みなく
ボールを投げることができています。

 

選手によって痛みが出る場所や
原因、治療方法というのは
変わってきます。

一人一人に合わせて
現在の状態をお伝えし
取り組んでほしいストレッチなどの
アドバイス等させて頂きます。

是非まずは
自分自身の体を理解していくためにも
エコーを使用したメディカルチェック

ケアをご活用頂ければと思います!



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