こんにちは!

BASEBALL ONE
石坂 祐太郎です。

 

野球の試合は9イニングであり
9イニングで27個のアウトを取ります。

1試合を
1人の投手で完投するのか?
または、
複数の投手で継投するのか?

相手の得点より
少ない失点で合計27個のアウトを
どのような投手起用で取り切るのか

投手の継投戦術は
試合の勝敗を左右します。

今回は、
投手の継投について、
負けない継投をするためには何が重要であるか?
勝つ継投をするためには何が重要であるのか?
継投の考え方のポイントについてご紹介します。

 

継投の考え方①“相手を考えない”

・自チームの各投手の特徴を活かす継投

チーム内の各投手で
それぞれに個性があり、
ストロングポイントと
投球スタイルがあると思います。

それと同時に
ウィークポイントもあるはずです。

各投手が何イニング(合計で何球)の
スタミナがあるのか?

狙って三振を取ることができる投手は?

ゲームメイクできる投手は?

起用の順番によって

より個性が活きる継投は?

球数や各投手の投球スタイルなどを
十分に考慮した上での継投があります。

 

・攻撃をメインに組み立てる

DH制ではなければ、
投手も打席に立ち、
出塁すれば走者としてプレーをします。

どうしても得点したいイニングであったり
得点圏に走者がいるチャンスなどであれば
投手に代わって代打や代走を送り、
攻撃を重視した選手起用をすることあります。

攻撃をメインに選手起用の組み立てをする上で、
投手の継投が絡むことがあります。

継投の考え方②“相手を考える”

・相手チームのチームとしてのバッティングの特徴

チームの打撃指導において、
ある特定の型にはめた
打撃指導をしているチームに対して
とても有効な考え方です。

型にはめた打撃指導をしている場合は
バッティングフォームやスイング軌道、
タイミングの取り方など、
ある特定の特徴が似ている可能性が
高くなります。

その特徴を踏まえて、
自チームのどの投手であれば
相手の打線を抑えることができるかを考え
選手を起用することができます。

 

・相手チームの個々の打者のバッティングの特徴

対戦する相手チームの打者には
それぞれの特徴があると思います。

右打者と左打者
球速の緩急によっての強さ
長打の可能性の有無
ボールの待ち方の違い
適応・修正能力の高さ
その日の打撃成績
など

上記のようなさまざまな
相手打者の特徴を踏まえて
ワンポイントでの継投
打順のめぐりを踏まえた継投など

誰をどのタイミングで
起用するのかを考え、
継投をします。

継投の考え方③“試合の流れ”

・試合展開

試合が始まる前に
ある程度の試合展開を
予測することがあります。

全てが予測した通りに
なる訳ではありませんが
プラン通りになった場合でも
プラン通りにならなかった場合でも

自チームの得点数
相手チームに許した失点数
その点差
被安打数
四死球数など

これらの
試合展開の中で
明らかになってくる数字を参考にして
投手の起用を考えることができます。

・試合状況

野球は
試合の状況が刻々と変化し続ける
競技です。

それらを試合の流れと表現します。
この試合の流れが変わるタイミングや
試合の流れを変えたいタイミングなど、

流れの変化によって
継投を考えたり、継投を
利用することができます。

また、得点圏に走者がいる状況や
三振を狙いたい状況など、

状況によって
投手の起用を考えることもできます。

継投の考え方④“起用する投手の順番”

・積み上げ型

基本的に
チーム内の投手で
実力がある投手から起用していく型です。

試合の序盤で
先取点を狙い、
先行逃げ切りで試合を展開していく
戦い方に合った継投となります。

実力のある投手から起用していくため、
継投の決断が遅れてしまったり、
逆に早過ぎてしまったりすると、
思い通りの試合展開となりません。

瞬時の決断力も必要になる継投法です。

 

・逆算型

9イニングの試合であれば、
自チームの得点数の見込みを立てた上で、

試合終了から逆算して、
投手の起用の組み立てをしながら
継投する方法です。

多様なピッチングスタイルを持った
投手がいる場合に
とても有効な継投法となります。

また、
短いイニングを信じて任せることのできる
リリーフやクローザーがいることで、
試合を組み立てることができます。

いかがでしたでしょうか?

今回は投手の継投について、
負けない継投をするためには何が重要であるか?
勝つ継投をするためには何が重要であるのか?
継投の考え方のポイントについてご紹介しました。

 

継投には正解はありません。

しかし、
今回ご紹介したような
継投についての考え方の引き出しは
多い方がその時々に応じて対応することが
できるようになります。

また、
継投をする上で
最も重要なポイントは

チームの指導者・選手間で
意思疎通できており、想定できているか?

という点です。

 

『急遽、行け!』“急遽”ではなく、
『準備しておけ!』
“準備に備えていました”となっているか。

采配をする上で
“納得”のいく、
“後悔”のない継投になっているか、
ということが大事になります。

ぜひ、参考にしてみてください。



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