キャッチャーを変える継捕考え方をご紹介

こんにちは！

BASEBALL ONE
石坂祐太郎です。

投手をつなぐことを継投と言い、
捕手をつなぐことは継捕と言います。

投手をつなぐ継投は試合でよく目にしますが、
捕手をつなぐ継捕は継投に比べると
目にする機会は少ないように感じます。

しかし、
継投と同じく
継捕もその目的や利点、リスクを
理解して用いることができれば
とても有効な采配につながります。

今回は、
捕手をつなぐ継捕について
何に気をつけて継捕するのか
についてご紹介します。

継捕の考え方①“試合の流れ”

キャッチャーは扇の要
と呼ばれるポジションです。

チームの核となる大事なポジションで
司令塔としての役割を果たします。

キャッチャーの意図によって配球が変わり、
キャッチャーの思考によってリードが変わり、
キャッチャーの指示によって
ポジショニングが変わります。

守備でのアウトの取り方や
守備のリズムというのは
キャッチャーの存在によって
大きく影響されるのです。

野球の試合には流れがあります。

守備面でチームの核となる
キャッチャーが変われば、
試合の流れを変えることができます。

キャッチャーにもさまざまな
タイプや特徴があります。

打撃面での特徴
キャッチング面の特徴
走塁面の特徴
スローイング面の特徴
頭脳面の特徴
性格や人間性などの心の特徴など

キャッチャーとして求められるスキルにおいて、
キャッチャーそれぞれに
ストロングポイントやウィークポイントが
あるはずです。

試合が進行する中で、
試合に勝利するためには
どのタイミングで
どのキャッチャーの
どのような特徴が活かせるのか、

状況が常に変化する中で、
試合展開に応じて
試合に勝利するための
キャッチャー起用があります。

キャッチャーとしての最大の役目は
ピッチャーをリードすること
ではないでしょうか？

打者を打ち取るための配球を組み立て、
ピッチャーの持ち味を
リードによって引き出す。

野球では
ピッチャーとキャッチャーの2人で
バッテリーと呼ぶように、
両者の相互理解は必須となります。

特に、
キャッチャーは女房役とも言われますので、
ピッチャーの全てをどれだけ理解した上で
バッテリーとしての相性は試合の結果に
大きく影響する要素です。

年齢や学年、性格なども含めた
ピッチャーとの相性を踏まえて
継捕していくことも必要になります。

いかがでしたか？
今回は、
捕手をつなぐ継捕について
何に気をつけて継捕するのか
についてご紹介しました。

継捕というのは
試合の流れを変えることのでき、
チームの色が大きく変わる策の一つです。

流れを良くすることもできますし、
流れが悪くなることもあります。

リスクを理解した上で、
有効に活用できれば
メリットも多い戦術です。

ぜひ参考にしてみてください。