こんにちは!
BASEBALL ONE
大崎裕司です!
突然ですが
陸上選手の100m走を
見たことがあるでしょうか?
見たことがある方は
さらに100m走の
スタートしてからの
30mをどのように走っているか
見たことがあるでしょうか?
100m走と聞くと
野球に繋げにくいと
感じるかもしれませんが
30mまでの走りをみると
スタートや姿勢、加速など
野球の盗塁に必要なことが
たくさん詰まっています。
まずは、スタートです。
100m走で
スタートを切ったときに
頭がすぐ浮き上がる選手は
いるでしょうか?
頭が浮いてしまうということは
脚が伸びきってしまい
うまくスピードに乗り切れない状態に
なってしまいます。
頭の位置を変えないまま、
太腿も蹴り上げて
下半身をフル回転
させなければなりません。
正直、この状態は
非常に苦しいです。
しかし、
苦しい中から
スピードは生まれます。
決して
楽な体勢からスピードは
生まれません。
この時に大切なのが
以前にもお話したことがある
「腕を振る」ことです。
この腕の振りと
下半身の回転で
一気にトップスピードまで
もっていきます。
ここまでできれば
次は
「前傾姿勢のまま」
走ることです。
イメージとしては
前に倒れこむように走ります。
野球の走塁中に
胸を張って走ることは
なかなかありません。
では、
倒れこむように走るには
どうすればいいのか?
答えはまたしても
「腕を振る」ことです。
前に体を倒すということは
重心が前に倒れてしまいます。
そこで
腕を大きく振ることによって
バランスを保ち、
前傾姿勢で走ることが
可能になります。
それほど
「腕を振る」ことは
重要なのです。
ここでのポイントは
「目線」です。
前を向いてしまうと
どうしても上体が
少しずつ浮き上がってきてしまいます。
ですので、目線はなるべく
自分の2歩または3歩先を
見るようにしましょう。
このことを実践できるようになると
盗塁の成功率が高くなってきます!
P.S.
少年野球の選手も
早い時期に走力アップの
トレーニングを行えると
今後のレベルアップに
大きな影響を与えます!