こんにちは！
BASEBALL ONE
大川学史です。
野球というスポーツでは
バッテリー
(ピッチャー・キャッチャー)
が試合の勝敗を
大きく左右するものです。
ピッチャーが
試合の勝敗の7割を
占めると言われ
ピッチャーばかり注目されますが
キャッチャーの協力なしでは
決してピッチャーは
活躍することができません。
キャッチャーが良い
チームは強いですよね！！
どれだけ良いピッチャーがいても
キャッチングで全て落ちてしまう。
サインの出す間合いが悪い。
ワンバウウンド投げれば常に後ろにそらす。
そんなキャッチャーでは
ピッチャーの持ち味を
引き出すことができません。
しかし
良いキャッチャーといわれる選手は
ピッチャーの実力以上のものを
発揮させる力を持っています。
間合い。
声のかけ方。
配球。
キャッチング技術。
これらが絶妙なものです。
私自身も、プロに入った選手と
バッテリーを組んだことがありますが
「こんなにも投げやすいのか！！」
と感じた経験もあります。
試合前のブルペンでの会話や行動が
「100％信頼しても大丈夫！」
と思わせるようなものでした。
ピッチャーとキャッチャーの
コミュニケーションは
とても大切であり、
活躍するにはお互いを
信頼しなければいけません。
信頼するためには
バッテリー間の
意思の疎通が
とても大切となります。
まず、キャッチャーは
ピッチャー全員の特徴を
把握していなければいけません。
・決め球
（自信があるボール）
・サインの出し方
・カウント球
（いつでもストライクが取れるボール）
これらは
事前に把握できるものです。
ピッチャー心理から言うと
試合状況、バッターで異なりますが
ピンチのケースでは基本的に
自分の一番自信があるボールを
投げたいものです。
ここでは
間を置くケース以外は
首を振ることなく
一発でサイン交換を
したいものです。
キャッチャーが
違うサインを出し
「これでいいのかな〜」
という気持ちで
投げたボールでは
良いボールが
行くわけもありません。
そしてキャッチャーは
自チーム全員のピッチャーの
決め球、サイン、カウント球を
把握してください。
ピッチャーは
ピッチング練習の際
いつも同じキャッチャーに
受けてもらっているのであれば
違う人に受けてもらって下さい。
レギュラーが怪我をしてしまい
他のキャッチャーに変わった途端
乱調に陥るケースもよくあるものです。
もし、その試合に初めて
スカウトが見に来ていたら
「キャッチャーが
レギュラーの選手
じゃないから仕方ないか」
なんて思うでしょうか。
第一印象はとても大切です。
こうしたことは
事前の準備段階で
防げます。
練習から必ず！
投げたいボールなど
意思を伝えてください。
サインを出してもらいながら
投球していくと更にいいでしょう。
キャッチャーにより
サインの出す間合いが異なるので
自分のテンポと合わなければ
そこで、必ず伝えるようにしましょう。
また、キャッチャーの構え方も
事前に話して下さい。
ピッチャーによって
構えが大きい方がいい。
構えが小さい方がいい。
コースギリギリに構えてほしい。
真ん中寄りのアバウトに構えてほしい。
などとそれぞれ
ピッチャーにより違うものです。
事前に
しっかりと話すことで
ピッチャーの
コントロールの精度が
変わります。
このように事前準備をすることで
配球などの戦略が役に立つのです。
ピッチャーのあなたは
自チームすべてのキャッチャーに
自分の要望や特徴を伝えてください。
キャッチャーのあなたは
自チーム全てのピッチャーの
特徴、サインなどを把握してください。
バッテリー間で
こうしたことを共有することで
テンポやリズムを良くするために！
チームの勝利に貢献するために！
考え、話し合いながら
改善していくからこそ
お互いの技術向上へと
繋げていけるものです。
ぜひ！ご参考にしてくださいね！
