こんにちは。
BASEBALL ONE
上之薗 北都です。
めっきり寒くなり
防寒具が手放せない時期に
なってきました。
試合がなくなってくる
この時期になると
フォームを変える選手も
多いと思います。
そんなフォーム変更。
バッターであれば
何百球も何千球も
素振りで振り込んだり
ティーバッティングで
打ち込んだりして
フォーム作りを
していくことができますが
ピッチャーの場合は
そこまで多くの球数を投げることは
気温としても体としても
難しいと思います。
そこで、今回は寒い時期でも
フォーム固めのために取り組める
シャドーピッチングについて
お伝えしたいと思います。
シャドーピッチングと聞くと
タオルを手に巻いて行っているのを
想像している方がいるかもしれません。
もちろん、タオルを使用しての
シャドーピッチングも有効ですが
タオルでは抵抗が強く
腕のスイングは遅くなってしまいます。
そこで今回は、
棒を使っていきます。
どのような棒かというと
長さ40〜50cmほどの竹の棒です。
竹の棒を使うことで
腕のスイングのスピードを
実際の投球に近づけて
行っていくことができます。
また、竹の棒で行うと
腕のスイング時に音がなります。
この音が「ブーン」と
長くて低い音が鳴る時は
腕の加速ができずにリリースを
迎えてしまっています。
反対に、「ヒュン」と
短く高い音が鳴る時は
速い腕の振りができています。
この音がリリースの時に鳴ると
リリース時に腕の加速が
最大限できている
ということになるのです。
鏡を見ながら
フォームのチェックを行い
音にも注意を向け取り組んでいくことで
実際にボールを持って行う時との差を
小さくしていくことができます。
また、ボールの行方に
気を取られないというのも
シャドーピッチングの
練習の良さにもなります。
フォームを変更し
そのフォームを習得していくためには
回数を多くするというのは必要なことです。
ピッチングだけでなく
シャドーピッチングにも
ぜひ取り組んでみてください。