こんにちは!
BASEBALL ONE
大崎裕司です!
5月も中旬を過ぎ
夏の大きな大会に向けて
追い込みが始まったチームも
あるのではないでしょうか?
その中でチームとして
レベルアップすることは
もちろんですが個人としても
レベルアップしなければなりません。
しかし
個人のレベルアップと言っても
個人練習の時間を多く
取っているチームもあれば
あまり多く取れないチームもあります。
特に高校生までの間は
全体練習がメインとなってきます。
では、その中で
どのように
個人レベルアップに繋げるのか?
全体練習のメニューを
どのような意識を持って
取り組みことができるのか?
ここがポイントなります!
今回は盗塁練習時に
意識してほしいポイントを
3つ紹介します。
ベースランニングや実践練習で
必ず出てくる盗塁練習。
あなたはどのポイントに注意して
取り組んでいるでしょうか?
意識するポイントというのは
一人一人違っても全く問題ありません。
むしろ、同じなわけがありません。
今回紹介する内容は
「スタート時に頭が浮いているぞ!」
「スタートの1歩目が遅い!」
「トップスピードに乗るまでが遅い!」
と普段言われる選手は必見のポイントです!
まず1つ目のポイントは
リードをとって構えた時の
「右足の位置」です。
1歩目のスタートを
スムーズに切れない選手は
是非、参考にしてほしいポイントです。
一般的に構えをとった時の
足の位置というのは
フラットにしている選手が
多いと思います。
しかし
フラットだと思って
構えている選手の多くは
1歩を踏み出した時に
左足が2塁ベースへの
一直線上ではなく
一直線上の内側に
踏み出してしまいます。
(極端に言うとつま先が
ショート方向を向いてしまいます。)
そうなってしまうと
時間的にも距離的にも
ロスが出てしまいます。
コンマ何秒の世界で
アウト、セーフが決まる
盗塁ではこの1歩が
命取りになります。
ですので、
フラットに構えていて
1歩目がスムーズに出ない選手は
右足の位置を意識してみてください。
2つ目のポイントは
スタートした時の頭の位置です。
このポイントは
注意されている選手が
一番多いのではないでしょうか?
「1歩目は前に倒れこむように出せ!」
「左足で思いっきり蹴れ!」
というような言葉を
聞いたことがあると思いますが
わかっていても浮いてしまうのが
このポイントです。
特に
左足の意識の持ち方を
「強く」
「大きく」
「蹴る」
などのしている選手は
余計に浮き上がってしまう
ケースがあります。
ここでのポイントは
前の倒れこむようにして
前傾姿勢を作ってくる中で
左足をいかに引き上げてこれるか?
がポイントとなります。
「力を入れる」のではなく、、、
「引き上げる」
この意識を持ちましょう!
最後のポイントは
上の2つのポイントを守った中で
いかに早くトップスピードまで
持ってこれるか?
が重要なポイントとなります。
そこで押さえておきたい箇所は
「腕の振り」です。
先程の左足引き上げと同時に
いかに腕を振ることができるかが
加速する上で重要となります。
上の写真は
構えから左足を
出していく瞬間ですが
左足の引き上げと
腕の振りだけで
1歩目の段階ですでに
頭1つ分の差が出ています。
さらに
この状態を2歩目、
3歩目と繰り返した時に
どんどん差がついていくことが
想像できると思います。
この3つのポイントを
押さえるだけで
2塁ベースへの到達時間に
必ず変化が出てきますので
盗塁で悩んでいる選手は
是非、実践してみてください!