こんにちは
BASEBALL ONE
亀浦 俊一です。
ここ最近は30度を超えるような
日もありそろそろ夏が近づいてきていると
あなたも感じているのでは
ないでしょうか。
屋外スポーツである
野球選手にとって
気温が高くなると
注意しなければいけないのが
『熱中症』です。
では熱中症を防ぐために
どうすればいいのか
本日はその中でも『水分補給』に
スポットを当てて説明したいと思います。
さて、あなたは練習や試合で
何を飲んでいますか?
お茶、水、スポーツドリンク etc
それぞれ環境によって違うと思います。
しかし!!
ただ水分を補給するだけでは
熱中症の予防にはなりません。
では何に気をつけて水分補給を
していけばいいのか
3つに分けて
あなたにお伝えします。
1つ目は、お茶はやめましょう!!
あなたは大丈夫ですか?
もうすでに当てはまったという人も
多いのではないでしょうか?
ではなぜお茶が良くないのかというと
お茶には利尿作用があり
飲んだお茶の分
尿として排出されている事があります。
これでは水分補給をしているのか
なんなのかわからなくなってしまいます。
利尿作用の成分としては
『カフェイン』が挙げられます。
このカフェインの含まれているお茶は
・ほうじ茶
・緑茶
・ウーロン茶
などがあります。
逆に含まれていないお茶は
・麦茶
・そば茶
入っているが少ないのが
・玄米茶
となります。
どうしてもお茶がいいというの
であればカフェインの入っていない
お茶にしましょう。
2つ目は、スポーツドリンクをそのまま飲まない。
1つ目のポイントを聞いて
お茶はやめてスポーツドリンクに変えようとした
あなた!そのまま飲もうと考えていましたね!
スポーツドリンクは〇〇にして飲む!!
この中に入る答え分かりますか?
答えは…
『薄めて飲む』
どのくらい薄めるのかというと
約1.5倍〜2.0倍に薄めて飲んでください。
スポーツドリンクは甘いです。
それは『糖』が多く入っている為です。
その糖の過剰摂取が
水分補給の邪魔をしてしまいます。
ですので少し薄めることをお勧めします。
もう1つ知っておいていただきたいのが
『ナトリウム』
簡単に言えば『塩』です。
ナトリウムは水分の吸収を助けてくれる
働きがあるので重要な成分になります。
実はスポーツドリンクには
このナトリウムも含まれています。
エネルギー補給できる『糖』と
効果的な水分補給をするための
『ナトリウム』が入っているので
練習や試合での水分補給は
スポーツドリンクにしましょう。
『糖』が多いので薄める事は
忘れないでください!
3つ目は、一度に大量に飲まない。
これはありがちではないでしょうか。
確かに喉が乾くので水分を一気に
流し込みたいのは分かります。
しかし、一度に摂取できる水分量は
限られています。
それ以外は尿として排出されるので
熱中症の予防には効果が薄いと言えます。
目安としては
20〜30分間隔で1回に200〜300mlです。
実際にこの間隔でこまめに水分補給は
難しいので喉が乾いたらコップ一杯の
薄めたスポーツドリンクを飲みましょう。
この3つを意識して練習や試合を行っていけば
熱中症の予防には大きな効果が見られると
思います。
ちなみにスポーツドリンクの温度は
5℃〜15℃がいいと言われています。
他にも睡眠時間や運動前の水分摂取
など予防の方法は多くありますので
また次回のブログを楽しみにしていてください!