こんにちは
BASEBALL ONE
好永貴雄です。
投手の練習メニューの中に
「シャドーピッチング」
というものがあります。
あなたは
そのシャドーピッチングを
する時にどのような事を考え、
意識しているでしょうか?
僕自身
高校の時には
鏡の前で
シャドーピッチングを
よくやっていました。
シャドーピッチングは
自分のフォームを
確認する上で
とても重要な練習になります。
鏡の前に立ち、
テイクバックの上げ方
軸足の使い方
トップを作った時の姿勢
トップからリリースまでの
腕の使い方
リリースでの体の軸
それら一つ一つを自分の目で確認
しながらフォームチェックを
していくのが
シャドーピッチングです。
実際にボールを持つと
フォームが変わってしまう選手も
多いかと思いますが
それは
投げるボールのことだけを
考えてしまっている選手が
ほとんどです。
やはり
ボールを見れば
いいのか悪いのかが
一目でわかるかもしれませんが
ボールを投げるまでの過程が
しっかりできていなければ
理想のボールを投げることはできません。
全く同じフォームで
投げている投手はいません。
一人一人体の大きさ、
体の柔軟性が違うので
自分にあったフォームを
見つけなければなりません。
自分の特徴を最大限に
活かせるフォームを探せるのが
シャドーピッチングなのです。
ボールを持たずに
自分の体を使いこなせないことには
実際のピッチングで
体を動かすことはできません。
何度も何度も繰り返し
同じ動きをすることで
体の使い方がわかってきます。
鏡を見なくてもできるかもしれませんが
鏡で見ながらやることにより
その場所を意識して動かすことが
でき、なおかつ確認できるので
細かな微調整が可能となります。
ほんのちょっとの角度であったり
高さが変わってくるだけで
フォームが変わってしまうので
毎球同じフォームで投げれるように
投球フォームを固めていってもらいたい
と思います。
他のトレーニングや練習に比べ
簡単そうに見られる
シャドーピッチングですが
とても重要な練習になってきますので
しっかりとチェックする
ポイントを確かめながら
行うようにしていきましょう。