BASEBALL ONE
システムエンジニア
佐藤 大貴(サトウ ダイキ)
野球経歴
小学校
明野西少年ソフトボール部 5〜6年
中学校
大分市立明野中学校 野球部
高専本科
大分工業高等専門学校 硬式野球部
インタビュー
ーなぜBASEBALL ONEに来たのか
ある仮説を検証するためにやって来ました。
それは「才能なんか存在しない」ということです。
私は野球が上手くありません。
「自分はなんて才能のない奴なんだ…」と呆れる半面、上手い選手を見て「同じ人間なのに何でこうも違うのか?」と疑問に思っていました。
そのような考えが頭の片隅にあったため、BASEBALL ONEの「動作解析」という文字をHPで見た時「この会社なら謎を解明できる」と思い、入社を決意しました。
言うまでもありませんが、才能なんか存在しません。
上手い選手には、それなりの理由があります。
私の場合、その理由を単に知らなかっただけでした。
ただ、ネット社会になったとはいえ、私のように「知らない」という選手・指導者はまだまだ多いです。
そのような方たちに情報をお届けするのが私の現在行っている仕事です。
ー尊敬する人を教えてください。また、理由も教えていただきたいです。
セイバーメトリクスの提唱者であるビル・ジェームズ氏です。
その理由は、通説に流されることなく新しい価値を創造したからです。
従来は、ヒットを量産できる打者だけが評価されていた中、ビル・ジェームズ氏はアウトにならない打者を評価し、今ではそれが定説となっています。
私も多角的な視点を持ち、可能であれば野球界に一石を投じるような提言を今後したいと考えております。
ー座右の銘・好きな言葉はありますか?
座右の銘は「オウム返し」です。
人間関係において、「忍耐」や「我慢」が元々座右の銘でしたが、耐えれば耐えるほど相手に付け入る隙を与えるだけだということが分かり、方針転換しました。
実はこの「オウム返し」、ゲーム理論におけるゲームの1つ「囚人のジレンマ」で最も上手く立ち回る戦略として紹介されています。
気になる方は検索してみてください。
ー佐藤さんの思う自分の長所・アピールポイントはどこですか?
没頭力です。
BASEBALL ONEの業務でも、やりたいことが多過ぎて正直時間が足りません。
もちろん、時間に追われて苦しいという感覚は微塵もありません。
「野球×システムエンジニア」という肩書きはそういないのではないでしょうか?
知名度はまだまだですので、世の中に浸透するように日々精進してまいります。
ーこれからの野球界をどうしていきたいと思っていますか?
野球界から「才能」という言葉を葬り去りたいと思っております。
選手に対して「あいつは才能がある・ない」とよく言いますが、活躍できる選手・出来ない選手それぞれに要因が必ずあります。
その要因を解き明かすのがBASEBALL ONEのアナライザーであり、解析結果を広めるのが私の仕事です。
将来、「自分には才能がない」と諦めて野球を辞める選手がいなくなることを切に願います。
ー佐藤さんが思う自分自身を一言で表すとどういう言葉でしょうか?
「合理主義者」です。
野球経験者の多くが持ち合わせている「根性論」は私の中では「死語」です。
だから根性なしとも言えるかと思います。
ー佐藤さんは今、BASEBALL ONEの中でも唯一となるポジションで活躍されています。
そこで、システムエンジニア、マーケティング事業部としてパソコンを扱っていく中で最も得意なことはどこでしょうか?
エクセル活用です。
長年データ分析に携わっている関係で身に付けることが出来ました。
ー今後の夢、目標はありますか?
「動作解析の自動化」です。
そのためには「アナライザーの解析技術をどうやって数値化するか?」がポイントになると考えております。
時期は未定ですが、いずれは新サービスとして披露させていただきたいと思いますので、乞うご期待ください。
ーBASEBALL ONEには多くのスタッフがいます。
その中でここだけはどのスタッフにも負けないというポイントはありますか?
「ユーザーに一番近い存在である」と自負しております。
野球に関する知識・スキル・経験が他のスタッフよりも少ないからこそ、まっさらな目でBASEBALL ONEのサービスを評価することが可能です。
その中で気付いた改善点をサービスに反映させ、より良いサービスをユーザーの皆様にお届けする。それが私の使命です。
ー今通っているBASEBALL ONEのメンバーに向けてのメッセージ
BASEBALL ONEのスタッフをとにかく信じてください。
スタッフが送るアドバイスの中にはチームの監督・コーチとは真逆のものがあるとは思います。
ただ、スタッフのアドバイスは最新の動作解析理論に裏打ちされたものばかりです。
「どっちの言っていることが正しいのか?」と迷った時は、BASEBALL ONEのスタッフが言っていることを信じて練習してください。
そうすればレベルアップに繋がります。
ーありがとうございます。
これからのBASEBALL ONEをどうしていきたいですか?
野球情報発信の第一人者にしたいと思っております。
BASEBALL ONEには、豊富な知見を有したアナライザーが多数在籍しております。
しかし、その魅力を世間へ全てお伝えできているかといえば、そうではありません。
その点についてはWebコンテンツ担当者として力不足を痛感しております。
「より多くのお客様に情報を届けるためにはどうしたら良いか?」を念頭に置いながらこれからも業務に邁進していく所存です。