野球選手 アップでウエアを脱ぐタイミングとは？

 

昨日から全国的に

寒くなってきました。

 

各地では雪が降ったりと

寒さを感じます。

 

寒さ対策として

練習時にはビニール生地のウエアをきたり

グランドコートを着たりすると思います。

 

しかしアップを行っていると

だんだんと体も温まっていき

すぐに脱いでしまう選手が

ほとんどではないでしょうか？

 

実際にどのタイミングで脱げば良いのか

わからないという選手も

多いと思います。

 

まずウエアを着ながら

アップをする目的を考えていきましょう。

 

ウォーミングアップでは

しっかりと体を温め体を動かしやすく

していくことが大切です。

 

そのための体を温める一つの手段として

ウエアというものがあります。

 

ウエアがあれば風や寒さをある程度

さえぎることができ

早く体を温めることができます。

 

しかし脱いでしまえば

温まった体が風や気温により

冷やされてしまいます。

 

体の中は暑いかもしれないのですが

表面はすぐに冷されてしまいます。

 

 

では実際にはどのタイミングで

脱いでいくべきなのか？

 

それは

『アップが終わった後』

です。

 

アップをしている間はウエアは着たままで

しっかりと体を温めていきましょう。

 

もちろんチームによって

アップの時には全員が脱いで行う

というチームや

特に指定のないチーム

などあると思いますが

アップが終わるまでは脱がないように

することでより体を温めた状態で

動かしていくことができるのです。

 

またその他にもアップの途中で脱ぐということは

アップの流れを止めてしまうこともあります。

 

アップはチームがまとまり

行っていくものでもあります。

 

ウエアを脱ぐという行為で

全体を待たせてしまったり

流れを止めてしまうということにも

繋がってしまいます。

 

ただ寒いから着ているのではなく

体を動かせるように温める

という意味を考えて

ウエアというのも活用していきましょう！

 

アスレティックトレーナー
阿部将大