野球選手 思い込みをしていませんか？

 

野球をしていく中で

『思い込み』というのが

とても多くなります。

 

自分はこう動いていると

思っていても

実際には違った動きになっていたりと

自分の中で思っていることと

実際の動きが違うということは

多くあるのです。

 

思い込みというのは

とてももったい無いことです。

 

力を出してるつもりでも

出し切れていなかったり

パフォーマンスにも

大きく影響してしまうのです。

 

中でも

多くの人が思い込んでいることとして

『全力を出したら最大の力が出る』

ということです。

 

これは大きな間違いなのです。

 

全力を出すということを

イメージすると

力を入れたり、思いっきり動いたりと

しようとすると思います。

 

その中で

全力の動きをしようとした時には

無駄な動きがうまれてしまいます。

 

走る動きにおいても

全力ダッシュと言いますが

実際には全力で走ったとしても

早く走れるというわけではありません。

 

力を出すためにも

力を抜く状態も必要なのです。

 

全身に力を入れて体を動かそうとするよりも

ある程度の力は必要ですが

リラックスしていた方が

体はスムーズに動いたり

速く動かすことができるのです。

 

だからこそ全力で走ったとしても

最大の力を発揮できるというわけではないのです。

 

また思い込みは『限界』をも

作ってしまっている のです。

 

自分はどれぐらいだろうなと

数値的な結果や自分の感覚で

思ってしまうことも

あると思います。

 

しかし体というのは日々変化していき

成長していくのです。

 

その中で目標設定をしたり

することでパフォーマンスも上がっていくのです。

 

しかし

『思い込み』

が入ってしまえば

力というのは伸びていきません。

 

自分はこれぐらいの力を出せないとか

これが今の自分の実力と

思い込んでしまっていては

前進していきません。

 

『思い込み』

というのはレベルアップをしていく上での

落とし穴となってしまうことが

あるのです。

 

自分自身で限界を作らないためにも

また思い込みがマイナスに作用しないためにも

全力も大切ですが最大の力ということを

意識して取り組んでいきましょう！

 

 

アスレティックトレーナー
阿部将大