野球選手パフォーマンス向上における弊害 |

野球選手パフォーマンス向上における弊害！

野球をやっていれば誰もが
・うまくなりたい
・レベルアップしたい
・試合で活躍したい
などパフォーマンスの向上は
誰もが思うことだと思います。

しかし
パフォーマンスアップをしていく上で
弊害が出てしまうこともあります。

今はピッチャーの球速も
140㎞が当たり前のように
なっています。

昔では140㎞が出れば注目選手と
言われていたものでしたが
今では150㎞を超える球を投げる選手も
増えてきています。

昔に比べれば
科学的にも進歩していたり
トレーニングも効果的になったり
有効的なトレーニングも増えているため
パフォーマンス向上も
もちろんのことです。
ですが平均的な基礎体力というのは
昔に比べれば低下しているとも
言われています。

また速い球を投げられるが
体をうまく使えていない選手も
多くいます。

その中で
パフォーマンスが上がっているのに
体をうまく使うことができないと
体への負担がかかってしまうのです。

その負担が積み重なって行けば
結果的にケガへと繋がってしまうのです。

これはパフォーマンスを向上させていく上での
弊害となってしまうのです。

せっかく速い球を投げられたとしても
ケガを繰り返してしまっては
球速も上がっていかないですし
なかなかレベルアップというのは
していかないのです。

やはりレベルアップ、パフォーマンスアップを
していくためには継続的にトレーニングなどを
積み重ねていくことで
行っていくこともできるのです。

目標としても
『速い球を投げれるようになりたい』
という選手も多いと思います。

その中で体の動きができていないのに
力だけで投げてしまったりすると
球速だけを見れば上がっている
かもしれませんが体にとっての
負担も大きくなってしまうのです。

また負担だけでなく
パフォーマンスにおいても
その時の最大の力を発揮できているか？
というとそうでもありません。

その先のことを考えても
力いっぱい投げているだけでは
繋がっていきにくいのです。

しっかりと体の動きや力を伝える
という形ができてこそ
その先にも繋がっていくのです。

学年も上がっていく中で
レベルもどんどん上がっていきます。

その時に抑えられていたとしても
学年が変わったらその分周りも成長しますし
自分も成長していかなければ
抑えられなくなってしまうのです。

ただ結果や記録などを
気にしてばかりではなく
自分自身の動きも
見つめながらパフォーマンス向上に
取り組んでいきましょう。

成長期は体の変化も
大きい時期でもあります。

その中でもケガという弊害には
十分に注意していきましょう。

アスレティックトレーナー
阿部将大

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