［B1スポンサー］
前回、
顔の表情が緩んでいますか？
と紹介させて頂きました。
今回も引き続き、
スタートをスムーズに切れるコツを
紹介していきたいと思います。
僕が普段
盗塁のスタート練習を
教えているいる時に、
「力みすぎないようにスタートを切ろう」
この言葉とよく使っています。
ヒトは
瞬時に力を出そうとすると
どうしても
力んでしまう傾向にあります。
頭の中で
「よし、いくぞ！」
「今だ！」
と決めたときに
すぐにスタート動作を始めるのではなく、
体全体にグッと力が入ってから
スタートを切ってしまう選手が
本当に多くいます。
このようになってしまうと
自身の中では全身に力が入って
力強いスタート切れているように思えますが、
実際の動きをみると、
1テンポ遅れてしまいます。
この1テンポの時間を
なくすことによって
1歩目のスタートを
素早く切れることはもちろん、
その後の
トップスピードまでの時間も
速くなってきます。
以前から言っていますが、
スタート時に
体の一部分を動かしておく事で
良い反応をする事ができますが
その際に
自身の頭の中では
体を100％の力で動かすのではなく、
『8割』程度の力で
動かす事を心がけましょう。
そうすることによって
無駄なところに力が入らず、
スムーズなスタート・加速を
する事が可能となります。
特に
左足の1歩目は
この意識を
強く持って頂きたいです。
左足の1歩目は
土を噛んでガッと蹴ってくるのではなく、
スッと自身の胸に
くっつけてくるように引き上げる事で
無駄な力を使う事なく、
スムーズに2歩目、3歩目と
入っていく事ができます。
上記の話の通り
全身に力が入っていては、
スムーズな動きはできません。
『8割の力』
このことを頭において
スタートを切るようにしていきましょう！
大崎裕司
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