こんにちは！
BASEBALL ONE
大崎裕司です！
「足は遅くないんですけど
盗塁ができないんです、、、」
「５０m走はチームでも
上位なのに盗塁のタイムが遅い、、、」
このような悩みをもっていませんか？
盗塁のタイムが遅い主な原因は
・1歩目のスタートが遅い
・反応が悪い
・トップスピードに乗るのが遅い
・スライディングで失速してしまう など
上記のようなことが挙げられますが
この他にも様々な原因があります。
先日も
ある独立リーグの選手から相談を受けました。
相談内容は
「盗塁の数を増やしたいんですけど
どうしたらスタートが良くなりますか？」
というものでした。
この選手は
打撃ではチームの主軸を打ち、
50m走、ベースランニング共に
チームで上位のタイムを出す選手です。
しかし、盗塁のタイム走となると
平均3.3秒。
決して遅いタイムではありませんが
セーフになる確率を上げる為には
もう少し速くしておきたいというタイムです。
彼のような独立リーグで活躍している
選手でさえも0.1秒をどのように縮めるか、
1歩、1足分をどのように縮めるかを
日々、試行錯誤しながら練習をしています。
あなたも
あと1歩、あと半歩
速くベース到達する事ができれば
判定が変わったかもしれない、
という経験を1度はしたことが
あるのではないでしょうか？
走塁の中でも盗塁というのは
1つの遅れがそのまま判定に
影響してしまいやすい
プレーの1つです。
そこで
いかに無駄なく
良いスタートを切ることができるか
というところで押さえておきたい
必須ポイントがあります！
各選手によって
その選手の動きの特徴から
押さえておきたいポイントは変わってきますが
今回は上体の中でのポイントをお伝えします。
上半身の動きでいうと
・スタート時に頭が浮いてしまう
・肩に力が入ってしまう
・右肘を背中側に引いてしまう(ライト方向)など
が原因でスムーズなスタートが切れないという
選手を見た事・聞いた事があると思います。
このような選手は
意識の中の反応として
「体の中心から反応する」という
意識が薄れています。
要するに
『体幹』が上手く使えずに
スタートを切ってしまっているのです。
実際の動きとしては
手足などの末端部分が
動き出すのですが
意識は体の中心から
動き出すことを意識して
スタートを切っていくようにしましょう。
しかし、実際には
「どうやって体幹を意識するの？」
「スタートの時にそんなことまで意識できない」
と思うはずです。
ですので
実際は体幹をするのではなく
スタートの時にギリギリまで
「胸を2塁ベース方向に見せないこと」が
ポイントです！
このポイントを押さえることで
スタートで力が抜ける動作が抑えられ
左足の1歩目の力を無駄なく2塁ベース方向へ
向けることができますので
是非、実践してみてください！
