こんにちは
BASEBALL ONE
好永貴雄
試合や練習をした後に
グラウンドの整備をしていると
思いますが
その整備を雑にしたり
とりあえず終わらせようと
考えて行なってはいませんか?
確かに練習をして疲れてしまい
早く整備を終わらしたいという
気持ちは分かります。
しかし、野球道具と一緒で
グラウンドも野球をするためには
必ずなくてはなりません。
整備を雑にしてしまうと
その位置にボールが飛んできた時に
イレギュラーをしてしまったり
足を取られてプレーの妨げになったりして
本来であればなんともないことが
できなくなってしまう可能性が
あるのです。
自分のプレーの妨げにならないためにも
最低限自分のポジションは自分で行う
ということが大切です。
私はピッチャーであったため
中学時代からマウンドの整備
もしくはマウンド周辺の整備を
怠ったことはありません。
常に良い状態を維持しておきたい
という気持ちもありましたが
どこの学校やチームのマウンドよりも
綺麗にしておきたい
という変なプライドもありました。
投げていて気持ちいいマウンドで
投げれるというのは
投手にとって嬉しい事です。
ですので、自分が日頃から投げる
マウンドであったり
ブルペンというのは
自分で整備を行うことを
心がけてやっていました。
マウンドのせいで投げれなかったなどと
言い訳をしないために
グランドが悪くてイレギュラーをしたと
言わないために
自分で防げることは
行うようにしていってもらいたいです。
高校野球のように
1日同会場で何試合もして
グラウンド状況が悪かったとしても
野手はトンボを使わなくても
足で平らにするなどして
事前にイレギュラーを防ぐ準備はできます。
投手も同じで
投球練習で時間をかけてでも
自分の足場をしっかり作り
ベストな投球ができるように
しなければなりません。
毎日マウンドを見ていると
その日のマウンドの状況が
手に取るようにわかってきます。
どのくらい水を撒いたら良いのか
マウンドの傾斜が変わってきたなどが
わかるので
綺麗なマウンドを維持していくことが
できます。
今でも碧南フィールドのマウンドを毎日見ていると
土が外側に流れているので
上に上げてあげようだったり
水をどのくらい撒けば
レッスンの時に一番良い状態になって
いるかが分かります。
その日の天候や気温によっても
水を吸収する時間は変わってきますが
毎日見ていればそれが
わかってくるのです。
自分の大切なポジションは
人に任さずに
選手1人1人が責任を持って
守るようにしていきましょう。