こんにちは
BASABALL ONE
亀浦俊一です。
今回は
愛知県立大府高校に行って来ました。
大府高校といえば
元巨人の槇原寛己(マキハラヒロミ)さん
元阪神の赤星憲広(アカホシノリヒロ)さん
楽天の小山雄輝(コヤマユウキ)さん
など多くのプロ野球選手を輩出している
愛知県の強豪校です!
実は現在大府高校野球部で
監督をされているのが
私の大学時代の先輩でもあります
野田雄仁(ノダカツヒト)監督
2006年に大府高校に野球部長に就任。
2011年から28歳の若さで大府高校の
監督に就任されました。
今回福井県の強豪
福井県立福井商業高校との
練習試合だったのですが
試合前にお時間をいただき
大学時代のお話や、高校野球のお話を
1時間弱させていただきました。
野田監督とは
私が日本体育大学在学中に
1年間共にプレーさせて頂いたのですが
野球に対しての情熱は人一倍!
後輩に対しても妥協はなく
よく怒られていました…
当時はグラウンドでは少し怖い先輩でした。
しかし、野球を離れれば気さくな方で
いろんなことを教えていただきました。
今回、野田監督が大学を卒業して以来の
再会となりましたが
暖かく迎えていただきました。
高校野球についてお話をさせていただきましたが
当時と変わらず野球への情熱をすごく感じました!
その中で印象に残ったお話を紹介させて頂きます。
私が
「どのようなことを指導されていますか」
と尋ねると
「自ら考えて行動できるように指導している」
と答えが返って来ました。
野田監督の指導方針は
トップダウンではなくボトムアップ!!
私生活でも野球でも
監督や上級生からの指示を待って
行動するのではなく、
自ら考えて、自ら行動することを
選手に指導しているとおしゃっていました。
一昔前は監督に怒られながら野球をすることが
一般的な高校野球のスタイルでした。
しかしそれでは
選手の成長がないと言っていました。
社会に出た時に自ら考えて行動することが
できなければ社会から孤立していってしまう。
困った時に自分で打開策を考え
前に進んでいく人間を育てていきたいと
おっしゃっていました。
実際に
ノック中でも試合中でもほとんど
監督の指示はありませんでした。
野田監督の姿を試合だけ見たら
物静かで口数が少ない監督に
見えるかもしれません。
しかし信念を貫き、時には
言いたいことを我慢し
選手の自主性を促し、
信頼していなければ
このような指導方針は取れないと思います。
今回、野田監督とお話をさせて頂いて
本当に勉強になりました。
6月号のBaseball Clinic(ベースボールクリニック)で
野田監督が特集されています。
気になった方は是非読んでみてはいかがでしょうか?