こんにちは
BASEBALL ONEです。
あなたは
「心技体」という言葉を
聞いたことがありますか?
一般的にはスポーツなどで
成功をするために
必要な3つの要素として
捉えられています。
「心」はメンタル
「技」は技術やテクニック
「体」は身体、フィジカル
のことを意味します。
よく使われるこの言葉ですが
解釈は様々あるようです。
よく使われるのが
厳しい練習で「心」を鍛え
反復練習で「技」を磨き
筋トレなどのトレーニングで
「体」を鍛える
などといった使い方です。
このような形でよく使われますが
考え方としては
「心」は「心」を鍛える練習で
「技」は「技」を鍛える練習で
「体」は「体」を鍛える練習で
といったように
それぞれ別々のものとして
捉えられています。
しかしながら
こうしたそれぞれを
別々のものとして
捉える考え方は
元々の心技体の意味とは
少し外れているようです。
本来の心技体の意味とは
それぞれを別々のものとして
考えるのではなく全てにおいて
心技体を携えておくことが
成功するためには必要
という考え方なのです。
これはどういうことかというと
例えば先ほど例に挙げた
厳しい練習で「心」だけを
鍛えるのではなく厳しい練習を
「心技体」全てを伴って行うことで
初めて意味のある練習になる
ということです。
そのほかにも
ただ「技」を磨くために
技術練習をするのではなく
精神的にも体力的にも整った状態で
技術を磨く練習をすることに意味がある
という考え方もすることができます。
このように心技体は
全ての練習から試合に至るまで
別々ではなく常に一緒に
考えなければいけないことなのです。
そう考えると
「試合のつもりで練習をしろ」
という言葉の意味も
理解できるのではないでしょうか?
試合に臨む精神状態と
練習での精神状態は
全く別物になってしまいがちです。
その結果
練習で楽な気持ちで
プレーをしてしまうと
「心」が抜けて練習を
してしまっているため
いざ試合の緊迫した
雰囲気の中でプレーをすると
思うように体が動かず
思わぬミスをしてしまい
100%の力を
出すことができないのです。
だからこそ練習でも
「心技体」
全てを頭に入れておく
ことが必要なのです。
あなたは大丈夫ですか?
ただなんとなく
全てのメニューを
こなしてしまってはいませんか?
毎日毎日の練習の中でも
なんのために練習をするのか
という気持ちをしっかりと
整えて練習に臨み
どういった技術を磨くための
練習なのかを意識して
メニューに取り組み
さらに全てにおいて万全の体調や
プレーに耐えうるだけの体を
作り上げて練習を行うことで
初めて成功に一歩近づきます。
あなたも是非この3つを
別々のものとして考えるのではなく
一緒にして考えることで選手としての
質を上げていきましょう。