少年野球のピッチャーもトレーニングが大事です！

こんにちは
BASEBALL ONE

ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。

昨日
一宮ベースボールジムの2Fにある
バッティングやピッチング、
スローイング練習を行う為の
専用ゲージが完成しました(^0^)

この中で、パーソナルメンバーの選手は
動作解析で抽出された
現在の問題点や長所に合わせて
練習メニューやトレーニングメニューを
消化していきます。

もちろん！
1Fに設置されている専用の
トレーニング器具も使用しながら
筋力アップや柔軟性の向上など
様々な体の能力をアップさせていきます。

そんな中
一宮ベースボールジムで
ピッチャー専用の
グループトレーニングに励む選手達がいます。

彼らはそれぞれに
目標としているものがあり
投手としてのレベルアップを真剣に考え
毎週トレーニングに励んでくれています。

あなたも一度は目にした事があると思いますが
プロ野球の選手もキャンプや試合前など
野手とは違う、別メニューで
練習やトレーニングに励んでいます。

なぜ、そもそも
同じ野球選手なのに
別メニューなのか？あなたも少なからず
考えた事があるのではないでしょうか？

まあ、よくよく考えれば
当たり前の話ですが
ピッチャーというポジションの選手は
「投げる事に特化」しなければなりません。

また、その投げるという動作を
初回から最終回まで全力で
繰り返さなければなりません。

そういった状況の中で他の野手と
同じメニューをこなしていては
「特化」するという能力が身に付かないのです。

こうしてトレーニングに励む彼らは
とにかく、投げる事！ピッチャーにとって必要なメニューを
次々に消化していきます。もちろん、個人差があるので
回数や時間というのはそれぞれに微調整が行われます。

下半身、股関節を強化するメニューを取組んだり
バランス力をアップさせるトレーニングも取組みます。

最近は小中学生は、肩や肘の怪我予防の一貫として
投球数の制限が設けられています。
その為、よりトレーニングや練習メニューが
ピッチングに繋がるよう洗練させていかなければなりません。

当然他のポジションの選手よりも
体力が必要となる為、ピッチング動作だけではなく
体力そのものの底上げもメニューに含まれていきます。

もちろん！球速アップやコントロールアップを目的とした
体幹トレーニングも欠かせません！
キツくて地味なトレーニングですが
やはり、コツコツと続けていると
「アレ！いつもできなかったことが・・・」と
選手自身がいつの間にかその効果を感じるようになってきます。

先日も初めてBASEBALL ONEを
ご利用いただいた方が
「お前の投げ方は通用しない！とだけ言われて
チームでは何も教えてくれないんです・・・」と
本当に暗い表情のまま僕にお話をして下さいました。

いろいろとチーム事情などもあり
全ての選手を平等に指導するというのは
なかなか難しい状況かもしれませんが

批判だけなら別に監督やコーチ
という立場につかなくてもできること。

選手の目標や思いにも
少しは寄り添っていただきたい。

我々もこうしてレベルアップ、
フォーム改善のプロとして日々活動していますが
野球界がより、選手の為になるようこれからも
頑張ろうと、こうした方々とお会いする度に
毎回、身も心も引き締まります。

先ほど、ご紹介させていただいた
少年達、BASEBALL ONEメンバー達が
「野球っておもしろい！」といつまでも
ギラギラしてくれているように！

厳しくも！愛がある！
そして、より効果的な時間に
していきたいと思っています！

P.S
一宮ベースボールジムには
僕も1週間のうちに何度か常駐しています！

P.P.S
ピッチャーの為のトレーニングというのは
中々、少年野球では導入されにくく
ほとんどの選手が中学生の後半、または
高校生になってから取組み始めます。
こうして様々な情報も公開されていますので
少しでも取組む事をおススメします！

このブログの執筆者

BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー
　西村昌太朗
(ニシムラショウタロウ)

2012年 野球専門・動作解析サポート
BASEBALL ONE設立。
現在までにプロ野球選手をはじめ、
全国の社会人選手から少年野球選手、
女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。
またチーム単位でのサポートも実施中。
年に数回行われる限定キャンプや
セミナーには県内だけでなく全国の選手や
その保護者が参加するほどの人気。
また自信が配信するビービーワン！通信は
県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、
購読者は指導者から選手までと
幅広い層に好評を得ている。
2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し
野球情報専門のブログとしては急激に
購読者が増えている。