第41回社会人野球日本選手権東海地区予選開幕

こんにちは
BASEBALL ONE

ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。

本日からいよいよ！
社会人野球日本選手権の
東海地区予選が岡崎市民球場で開幕しました！

都市対抗野球が終了し
この日本選手権が次ぎなる大きな大会です。

僕ももともとはこの
社会人野球の世界に身を置き
たくさんの勉強をさせていただきました。

そして、たくさんの仲間に恵まれ
素晴らしい先輩達に鍛えられました！

社会人野球というのは
“大人の甲子園”などと例えられますが
プロ野球選手と同じぐらい野球の能力を
持つ選手達が高校球児のようにハツラツとした
プレーを全力で披露してくれます。

どの世代の選手達も
必ず！一度はこの社会人野球を
観戦していただきたいと強く思います。

そこで今日は
この社会人野球を観戦する際に
注目していただきたいポイントを
ご紹介します！

プロレベルの選手達

ご存知の方も多いとは思いますが
社会人野球の選手達はプロ野球チームと
毎年交流戦を行います。

その際、社会人野球チームの
勝率というのはとても高い。

プロ野球チームだから必ず勝つ！というわけではなく
こうして社会人野球チームが勝利するという事は
選手達がプロにも負けないような能力を持ち！
全力で戦っているからこそでしょう。

投げては150km近い球速を投げる投手もいます。
これぞ！コントロールの神髄！という
投球術を披露してくれる投手！
緩急を使ったピッチングとはこうだ！という
ピッチングを披露してくれる投手！

もの凄いセカンド送球を見せてくれる捕手！
打ってはとてつもない
打球を披露する選手もいます。

陸上選手並みに足が早くハイレベルな
走塁技術を披露してくれる選手もいます。

捕球してからとてつもないスピードで送球を行う内野手
外野から矢のような送球を披露してくれる外野手

大会期間中に必ずそうした選手を
生で観戦することができるでしょう！

選手起用

社会人野球というのは
「総力戦」です。

完投する投手ももちろんいますが
試合の流れを読んだ各チームの
継投はなるほど！と思わせてくれるものばかり！

打たれたから代える！などという
低レベルな継投ではなく
試合の流れを考え
先手を打ち、事前に収集しているデータや
その年のオープン戦などの愛称なども
考慮し最善策として継投を行います。

なるほど！このタイミングで
継投をするのか！ともの凄く勉強になります。

また、代打にしてもそうです。
高校野球などでは最終回に限って代打を
送り出すケースがありますが
社会人野球の場合、5回以前に
代打を送り、序盤のチャンスも
的確にものにしようとする
選手起用を繰り出す場合もあります。

「ここだ！」というケースで
各チームの監督さんが行う継投と代打起用は
指導者を志す方、指導者の方には必見です。

試合前ノック

試合前に行われる試合前ノック
このノックも見逃せません。

適当に行う選手なんて当たり前ですがいません。

そして、注目していただきたいのが
送球の精度です。
外野手はラインを崩しません。
もしそのラインからそれようものなら
必ず注意が飛びます。

試合前のノックであろうが
ちょっとしたスキに対しても
ストイックに選手間で指摘が入ります。

内野手もただ単に投げるわけではなく
ケースを想定した送球を行いますし
捕手のスローイングもそのほとんどが
タッチボールをイメージした送球が行われます。

準備の姿勢

連盟のルールの関係もあるので
一概に真似をできるわけではありませんが
社会人野球の選手達は
イニング間の攻守交代の時に
必ずファールゾーンでショートダッシュや
ストレッチ、スイング、キャッチボールなどを行い

先ほど上げた総力戦に備え
指導者に言われるわけでもなく選手自身で
その時に備え、最高の準備を行います。

また、ベンチを見れば
ヘルメットをかぶり代打の準備を先行している選手や
代走に備えて準備している選手もいます。

一人一人がその試合の役割をしっかりと把握し
試合に集中しているからこそこうした
自発的な準備を行う事ができます。

当たり前だと言われれば当たり前ですが
このベンチスタートの選手の意識の違いは
必ずどの年代の選手も参考にしてチームに
持ち帰る事ができるでしょう。

いかがだったでしょうか。
僕がご紹介した内容以外にも見所はたくさん
ありますが、社会人野球チームが
繰り広げる目には見えないけれども
試合の勝利に向かって行われる
とっても重要な積み重ねは我々アマチュア野球で
プレーする選手にとって見逃せないポイントです！

ぜひ！お時間を作って観戦していただき
日々の取組みの糧にしていただきたいと思います。
P.S

僕も観戦に伺います(^0^)

このブログの執筆者

BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー
　西村昌太朗
(ニシムラショウタロウ)

2012年 野球専門・動作解析サポート
BASEBALL ONE設立。
現在までにプロ野球選手をはじめ、
全国の社会人選手から少年野球選手、
女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。
またチーム単位でのサポートも実施中。
年に数回行われる限定キャンプや
セミナーには県内だけでなく全国の選手や
その保護者が参加するほどの人気。
また自信が配信するビービーワン！通信は
県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、
購読者は指導者から選手までと
幅広い層に好評を得ている。
2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し
野球情報専門のブログとしては急激に
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