こんにちは!
BASEBALL ONE
大崎裕司です!
「ヒット1本で帰ってこいよー!」
2塁ランナーの時に1度は言われた事が
あるのではないでしょうか?
ランナー2塁というのは
一般的に言う得点圏であり、
シングルヒット1本でも
ホームへ帰れる位置にいます。
しかし、
シングルヒット1本で
悠々とホームへ帰れる
というわけではありません。
長打の場合は、
ある程度スピードを緩めても
帰れるかもしれませんが
シングルヒット場合は、
・2次リードの幅
・スタート
・3塁ベースの周り方などが
非常に重要になってきます。
だからこそ、
ベースランニングの練習では
2塁からホームまで走るメニューが
組み込まれています。
今までのブログでも
2塁からホームへの走路や
反応の仕方について紹介してきましたが、
今回はある社会人チームの
コーチ・監督を歴任してきた方からの
話を交えながらベースの周りについて
紹介していきます。
今回、
お話をさせて頂く事ができた方ですが、
ある社会人チームでコーチや監督を務められ、
そのチームを都市対抗や日本選手権で
何度も優勝に導いたある強豪チームの方です。
その方が数10年間に渡ってとってきた
データの1つが
「2塁からホームまで時間」を
数種類の走路に分けてタイムを計り、
どれ程タイムに差がでるのか?
というものでした。
・3塁ベース手前で膨らんで回る
・2塁ベースから1直線に3塁ベースへ入る
・3塁ベースを蹴った後に膨らんで走る、、、など
試せるだけの種類で計測をしたそうです。
数十年調査した結果出た答えが
「どの周り方をしてもタイムはほぼ変わらない」
でした。
僕も
この結果を聞いた時
「えっ??」と思いました。
いろいろな
ベースの周り方がある中で
結果的にどう回っても
タイムはほぼ変わらないのです!
あくまでも
社会人選手での計測ですが
驚きの結果ですよね!
ここで感じた事は
まず、「2塁からホーム」の
ベースランニングにおいて
正解はないという事です。
どの周り方も間違いではありません。
しかしながら
何も意識せずにいることはいけません!
逆に言えば
個々がそれぞれのポイントさえ押さえてしまえば
どのように回ろうが
どちらの足でベースを蹴ろうが
構わないという事です。
小中高校生に
この事が全て当てはまるとは
言えませんが
その選手の動きを見ながら
最適な方法を伝えてあげる事は
常に大事になってきます。
選手自身は
自分がどういう動きの特徴があるのかは
日々感じれるようなれるといいですね!
まずは色々試してながら
動きの幅を広げていきましょう!