ケガから早く復帰するために！

野球においてケガはつきものです。

しかし誰もがケガをしたくて
するわけではありません。

ケガの中には
未然に防ぐことができたものと
防ぐことができないものがあります。

突発的なケガとして
デッドボールや選手同士でぶつかってしまう
などのケガというのは
予測ができたとしても
なかなか防げるものではありません。

逆に疲労や負担が大きくなってしまった
ケガというのは
多くの場合で防げることがあります。

ストレッチなどのケアを行わずに
筋肉がかたくなってしまい
負担が大きくなりケガにつながってしまう。

このような場合には
防げるものも多いのです。

ケガをすると病院に行くと思います。

そこでほとんどの選手が
言われるのが

『痛みがなくなったら再開していいよ』

レントゲンなどでは問題は
なくなっているのになかなか
痛みが取れずに復帰ができない。

このような場合もよくあると思います。

ケガをしてしまうと
ケガをした部位というのは
とても敏感になっていきます。

これは誰もが同様のことです。

普段なら特に痛みを感じなくても
ケガとなるとその部位を
気にしてしまうため
痛みを感じやすくなったり
違和感が続いたままという
状況にもなってしまうのです。

体というのは
ケガをした部位に対して
守るように働くのです。

この状況で
痛みがなくなったら再開していくとなると
すぐに全ての痛みが取れる
というわけではないため
全ての痛みが取れるまで待つと
復帰が遅れてしまうのです。

早く体を動かさなければそれだけ
筋力も低下してしまったり
体の動きも悪くなっていきます。

ケガをすると様々な部位が
弱くなってしまうのです。

その上復帰が遅れてしまえば
試合にも出るチャンスは
少なくなってしまいます。

ケガをしてしまったということは
変えることはできませんが
そのケガから
どのようにして早く復帰していくか
ということはとても大切です。

もちろんケガが治らないまま
復帰を焦ってしまい
ケガがひどくなってしまったり
再発してしまっては
プレーをできない期間が
延びてしまうだけです。

まず第1はケガをしないように
予防としてケアを行っていく
ことが大切です。

そしてケガをしてしまった時には
早く復帰していけるように
ストレッチやトレーニングに
取り組んで行くことが大切です。

また痛みには敏感になっていくことも
大切なことですが
早くプレーをできるように
どうしたら痛みなくプレーができるか
考えることも大切なことなのです。

アスレティックトレーナー
阿部将大

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