野球をはじめて間もない選手がコントロールアップ球速アップした改善事例

今練習をしている選手の中で
野球を始めるタイミングが
周りと比べて遅く
早く周りに追いつきたい！
追い越してやる！
そんな強い思いを持って
練習をしている選手もいると思います。

BASEBALL ONEにお越しいただいている
選手の中にも野球を始めるタイミングが
周りに比べて遅い選手がいました。

親御様は
野球を始めて間もないということで
投手としての動きもまだわからず
なかなか上達しないと悩んでいました。

動作解析を行うと
投球フォームのバラツキが多く
安定して体を動かすことが
できていないことがわかりました。

解析を行う中では
まずは改善するための体の使い方、
投球を安定させるためのポイントを
お伝えしました。

そうすると…
初めて体の動かし方を教えてもらった
と彼は話していました。

動作解析で改善点をお伝えした後、
続いては改善方法に移っていきます。

彼の改善点は
股関節のタメが作れず
体重移動をしてしまい、
上体が開くことによって
下半身が安定しない、
スピードが出ないといった
悩みにつながっていました。

このブログでは彼が行なった
下半身を安定させ
スピードアップに繋がった
練習方法をいくつかご紹介します。

ボールを持って投げる前に
まずは動きを覚える練習を
行なっていきました。

まずは伸脚をする状態で
足を着地させていきます。

この時に
股関節へタメが作れるように
お尻は後ろに出し、
曲げた膝がつま先より
前に出ないようにすると
股関節へタメを作ることができます。

軸足に体重を乗せた状態で
踏み込み足を打者方向へ
出していきます。

この時に軸足タメが
抜けないようにしましょう。

踏み込み足を出す、戻す
の繰り返しを行うことで
踏み込み足の出し方を
覚えることができました。

下半身の使い方が改善され
体重移動もできるようになってきた彼は
次に肩の開きについて
取り組んでいきました。

肩の開きを改善する中で
踏み込み足側の膝が
開いてしまっていました。

そこで膝の開きを
改善することにより
肩の開きも改善しました。

踏み込み足を着地させ
軸足を浮かさないように
投げることによって
膝が開くことがなく
踏み込み足側の股関節へ
体重移動ができるようになります。

この練習方法で
バランスが取れない選手は
股関節の体重の乗せ方が分からない
上体のブレがある選手ですので
改善していきましょう。

彼のように
下半身の使い方を
覚えることによって
野球を始めたばかりの選手でも
球速がアップしていきます。

野球を始めた選手だからこそ！
基本的な投球フォームを早く
身につけることが大切です。

下半身の動きや使い方が
大切だと理解していても
改善方法が分からなければ
改善のスピードは上がりません。

彼のように
野球を始めるタイミングが遅くても
取り組み方次第で
直ぐに追いつき、
追い越せるようにもなります！

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