あなたのお子様は
ボールを投げる時に
何を意識していますか？
・腕を強く振る
・回転を速くする
など様々なことを考えながら
ピッチングを行っていると思いますが、
ボールを強く投げるためには
「体重を移動させる」
必要があります。
軸足でためた力を
ステップ足に移動させることで
ボールに強い力を
伝えることができます。
この動作をスムーズに行えなければ、
上半身だけに頼ったフォームになってしまうため
肩や肘の故障につながってしまいます。
一口に体重移動をすると言っても、
実際に取り組んでみると
「どこを意識すれば良いのか」
「どうなれば正解なのか」
と疑問が多く出てくると思います。
体重移動を正しく理解することが
とても大切になります。
そこで今回は、
「どのような練習が良いのか」
をシェアしていきます！
スムーズな体重移動を行うために
「股関節」
をしっかりと動かしましょう。
ステップ足を上げた状態から
キャッチャー側に
ただ倒れてしまうだけでは、
軸足にためた力を
移動させることはできません。
股関節を意識した練習を行うと
体重移動を身につけやすくなります。
そのために必要な練習方法を
一つご紹介したいと思います。
メディシンボールを使用した
練習方法になります。
① 投球フォームで言う
「右足に体重を残しステップ足を着地した状態」
で構えます。
ボールの位置は軸足の真上です。
② その状態から上半身を固定したまま、
軸足の股関節に乗せている体重を
ステップ足へ移動させます。
その際、軸足の内側を地面に
押し付けるようにすると
力が抜けにくくなります。
③ 軸足を回転させ、上半身のボールを
上図のように移動させます。
・ステップ足の膝が開かない
・軸足が回りすぎない
ように注意します。
以上の動きを
ゆっくり10×3〜5セット、
スピードを上げて10×3〜5セット
行います。
ゆっくり・速くの両方を行うと、
強い力を正確に伝えることが
できるようになります。
体重移動は投げる・打つと
どちらにも必要となる動作なので、
常に意識をして
練習に取り組んでください！
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