センスは生まれつきなのか?
よくプレーの上手い選手を
「センスがある」
「センスが良い」
「運動神経が良い」
などのような表現がされます。
まずここで疑問なのが「センス」という言葉です。
センスとは?
そう聞かれても言葉に詰まってしまったり表現が難しいかもしれません。
辞書には「物事の微妙な変化を感じ取る能力・判断力、またはその才能」というような意味があります。
そう言われても少し理解するには難しいかもしれません。
運動で例えると「調整能力が高い」ということが言えるかもしれません。
また自分の体をコントロールできたり、瞬時に判断し体を動かすことができるというような状態がいわゆる「センスが良い」という状態なのではないでしょうか?
実際にはセンスが良い選手とセンスがない選手というように分けられてしまいます。
誰もがセンスが良いという選手にはなりたいと思うかもしれませんがセンスが良い選手とセンスがない選手にはどのような差があるのか?
まずはセンスのある選手とセンスのない選手の大きな違いとしては「競技経験の差」なのです。
例えば野球をやり始めて間もない選手と1年間野球をやってきた選手では、技術にもそれなりの差が出てしまいます。
この経験の差がまずは大きく出てしまうのです。
この差もセンスの差とみられてしまうことがあるのです。
しかしセンスの差というのは競技の経験年数の差だけではありません。
実際に1年経験した選手と半年経験した選手で半年の選手が上手くなっていることもあるのです。
これは何が違うのかというと運動をいかに早く吸収できるのか?ということなのです。
同じ練習を同じ数だけ取り組んでも、すぐにできるようになる選手とできない選手に分かれてしまうのです。
これがプレーにおいての「センスが良い」と言われるポイントの差なのです。
なぜこの差が生まれてしまうのか?
それはこれまでに様々な運動体験をしてきたか?ということが関わってくるのです。
これは先ほど紹介した「競技経験の差」ではなく、もちろん競技的な運動も含めて特定しない様々な『運動』を経験してこれたのか?ということが重要になるのです。
ジャングルジムを登ったり、木を登ったり、高いところから飛び降りたり、的に向かって物を投げたりなどなど…
体を使うという経験こそが技術ももちろん体の動きを早く習得していくためには重要な要素となるのです。
逆に運動の経験がない選手にとっては1つ1つの動きが新しいものとして入ってくるので習得することも難しくなってしまうのです。
運動の経験があれば様々な動きにつなげることができたり習得も早くなっていくのです。
センスという言葉1つで片付けられてしまってはもったいないのです。
全ての選手に可能性は秘められているのです。
すぐに結果の出ないことに対してどれだけ取り組むことができるのか?ということがとても大切なのです。
動きをスムーズにさせるトレーニング
プロ野球選手で活躍する選手の中にも中学から野球を始めたという選手がいるのをあなたはご存知でしょうか?
その選手は高校卒業後プロ入りしているので野球を始めてわずか6年でプロ野球選手となったのです。
中学生から野球のルールを覚えて様々な技術練習に取り組みプロとなったのです。
中学生というとすでに体ができて、技術的にもレベルの高い選手は多くいるのです。
その中でもほとんど初心者の選手がプロになることができるのです。
野球は経験年数ではなく、どれほど自分の体を操ることができたり、早く技術を習得できる能力を持っているか?ということがとても重要になるのです。
小学・中学生は成長の差で大きな差が出てしまいます。
高校生になれば、ほとんどの選手が体の成長も止まり技術のレベルアップが試される時期になるのです。
その時期までの様々な準備がとても重要となっていくのです。
ぜひ小・中学生の選手には技術だけでなく、様々な運動を通して、トレーニングも行なっていただきたいです。
そしてここからは体の動きを改善していくためのメニューを紹介していきます。
起き上がりトレーニング
このトレーニングではタイミングがとても大切なメニューです。
足を着地してからタイミングよく体を起こしていくことで起き上がることができます。
腕輪足通しトレーニング
このトレーニングではバランスの要素と股関節の柔軟性などが必要となります。
手の輪を崩さないように足を通していくことがポイントです。
どのようにしたらできるのか?考えながら取り組んでみてください。
リズムスクワット
このトレーニングではリズム感と早く体をスクワットポジションに持っていくことが大切になります。
体がぶれてしまえばスクワットポジションを早く作ることができなくなってしまいます。
簡単なことかもしれませんが取り組んで様々な感覚を体が習得していくことが重要なのです。
バットにボールを当てる能力
バッティングにおける悩みの中で「バットにボールが当たらない」と悩む選手は多いのではないでしょうか?
特に野球を始めて間もない選手や小学低学年の選手に多い悩みでもあります。
バットにボールを当てるという能力は、実際にとても難しい能力でもあります。
指導するときには簡単に
「よくボールを見ろ!」
「なんで当たらないんだ!」
という言葉もありますが、よく考えてみてください。
どのコースにくるかわからず動いてくるボールに対して、バットを持ち自分の体から離れたところでボールを捉えるということは普通に考えて難しいことです。
さらに中学生以上になれば変化球も加わりさらに難易度は上がります。
こう考えてみると野球というスポーツの中で、バッティングというものがいかに難しいことかわかるかと思います。
それをまだ野球を始めて間もない選手や小学低学年の選手がバットにボールを当てることができないのも当然のことなのです。
その選手に対して「よくボールを見ろ!」と言っても当てることさえ難しいのです。
ではどのようなことに取り組んでいけば、バットにボールを当てるということが可能になっていくのでしょうか?
野球のバッティングにおいては『空間認知能力』というものが重要な鍵を握っています。
あなたはこの空間認知能力というものをご存知でしょうか?
知らない方も多いと思います。
『空間認知能力』というのは…
物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など物体が三次元空間に占めている状態や関係を素早く正確に把握、認識する能力のことを言います。
簡単に野球で例えると、キャッチボールで投げられたボールのスピードや位置などを素早く判断してキャッチする能力なのです。
なんとなくイメージがついたかと思います!
野球の様々なプレーをイメージしてみてください。
野球のプレーにはほとんどこの空間認知能力というものが含まれているのです。
そのため野球のパフォーマンスを向上させていくためには、この「空間認知能力」を向上させる必要があるのです。
そんな野球においてとても重要な空間認知能力を向上させていくトレーニングを3つ紹介します。
ぜひ取り組んでみてくださいね!
・お手玉トレーニング(2個)
・お手玉トレーニング(3個)
・ランジお手玉トレーニング
小学生の場合どれだけ運動していたかが将来の能力を左右します。
それだけ今の時期が大切となります!
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