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野球においてとても大切な

『肩甲骨の動き』

 

あなたは意識した事があるでしょうか?

 

肩甲骨の動きは

野球選手におけるパフォーマンスに

大きく影響しているのです。

 

少年野球のチームでも

体操などで肩甲骨の

運動を行っているチームも多く

見ますがほとんどの選手が

「ただその動きを行っているだけ」

と言う選手が多いのです。

 

肩甲骨の運動とわかっていても

実際に肩甲骨が動いていなければ

その体操も効果的なものとは言えません。

 

そのためしっかりと肩甲骨の動きを理解した上で

体操も行っていく必要があるのです。

 

今回肩甲骨の動きについて

画像にて紹介していきます。

 

まず肩甲骨の左右の動きです。

 

スクリーンショット 2016-04-04 8.56.28

これは肩甲骨が外に開いていく(外転という)運動です。

手を前に出した時に主に

この運動が行われていきます。

 

スクリーンショット 2016-04-04 8.57.06

そして逆に内側に寄せていく(内転という)運動です。

これはテイクバックやトップを作る際に

主に行われる運動です。

 

肩甲骨の運動としては

この外転と内転という運動が

大きな割合を占めています。

 

投球動作、スイング動作

共にこの2つの動きはとても大切です!

 

 

次に上下の運動です。

スクリーンショット 2016-04-04 8.57.32

これは肩甲骨を上げていく(挙上という)運動です。

この運動は肩をすくめるような運動で行われます。

 

また手を挙げる動作の時には

手と一緒に肩甲骨も上がっていく

必要があるのです。

 

スクリーンショット 2016-04-04 8.58.03そして逆の運動として

肩甲骨を下げていく(下制という)運動です。

 

これは大きな動きではないのですが

テイクバックを取る際には

とても大切な運動です。

 

最後に回旋の運動です。

スクリーンショット 2016-04-04 8.58.47

 

これは肩甲骨が反時計周りに

回っていく(上方回旋という)運動です。

 

手を挙げる時にはこの動きが必要不可欠です。

手と肩甲骨の動く割合として

手:肩甲骨=2:1

という割合で動いています。

 

肩甲骨の動きが悪くなってしまうと

手もしっかりと上がらなくなってしまうのです。

 

 

スクリーンショット 2016-04-04 9.14.52その逆の運動として

肩甲骨が時計周りに回っていく(下方回旋という)運動です。

 

これはテイクバックの時の

手を引いていく動作で肩甲骨も

内側に寄せていく時に

一緒にこの運動も行われるのです。

 

基本的に

肩甲骨の動きというのは

外転・内転

挙上・下制

上方回旋・下方回旋

この6つの動きがあるのです。

 

これらの動きが組み合わさって

手を自由により広い可動域の

中で動かすことができるのです。

 

逆を言えばこれらの動きがしっかりとできなければ

大きな可動域の中で動かすことができないのです。

 

そして可動域が小さくなれば

ケガにつながってしまったり

パフォーマンスの低下にも

つながってしまうのです。

 

是非肩甲骨の動きを理解し

体操やエクササイズにも

取り組んでいってくださいね!

 

 

アスレティックトレーナー
阿部将大



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