こんにちは
BASEBALL ONE
ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。
誰もが目標とする
『プロ野球選手』
僕もそこだけを目指していた
野球人の一人。
その為にはあらゆる事を
取組んできました。
これは一昔前から
ずっと言われてきている事ですが
イチロー選手とチチローさんの
二人三脚の幼少期からの取組みが
クローズアップされ、このお二人を
参考にしたご両親と選手の
密接な関係が『全て正しい』という
間違った理解が全国に広まってしまいました。
僕も何度かチチローさんのお話を
伺った事がありますが
『イチローと野球で遊んでいた』という
お言葉がとても印象的でした。
やらせるわけでもなく
努力を強制させていたわけでもなく
過度な期待をかけて
いたわけでもないのです。
遊んでいた
つまり、チチローさんは
イチロー選手の思いを尊重し
導いてあげていたのです。
目標設定
プロ野球選手を目指す選手であれば
必ず!目標設定を
行わなければなりません。
そして、この目標設定にも様々な
テクニックがあります。
目標設定が大事だ!というのは
野球をプレーした事がないご両親でも
お分かりになる事です。
しかし、その目標設定もちゃんと
本質を理解しておかないと逆効果に
なってしまいます。
目標設定のまず第一条件は
選手(お子さん)自身が自分自身で
脳みそが沸騰するぐらい!まずは
考えなければいけません。
そして、同時に
『ワクワクゾーン』を作る。
これがとても大事。
しかし
多くのご両親がこの
目標設定の方法を間違っています。
まず、
目標設定と強制は違います。
目標設定とご両親の思いは違います。
目標設定と過度な期待は違います。
目標設定とは
選手本人が心から目指したい志を
優先してあげる事が第一条件です。
よく、こんな言葉を耳にします。
『俺が甲子園いけなかった分
こいつに頑張ってもらう!』
野球に対して悔いが残っているお父さんが
このような言葉をおっしゃる事が多い。
僕はこの言葉を聞く度に
どうしても違和感を感じてしまいます。
何かが違う。あなたもそう感じるはずです。
東京スカイツリーと富士山
行った事がある人もない人も
一度は目にした事があると思います。
東京スカイツリー。
この景色をみて一度は行ってみたい
登ってみたいと思った事があるとでしょう。
富士山
日本一の山。素晴らしいこの景色。
一度は行ってみたい。登ってみたい。と
思った事があるでしょう。
この2つの日本一から
我々野球選手に必要な!
お父さん、お母さんにもできる
目標設定の簡単な方法をお伝えします。
見せる景色が間違っている
お子さんに間違った目標設定を
している方の多くが
『おい!○○!
東京スカイツリーに行って来い』
『スカイツリーを登って来い』
という言葉を使います。
先ほどお話した
強制やご両親の思いや過度な期待です。
(『プロを目指せ』と言っている)
また、彼らに見せている景色(イメージ)が
↑これです。高すぎる目標を真下から見せて
エレベーターがあるのにそれを使わずに登れ!と
言っているのです。
もう・・・一番上のてっぺんが見えません。
誰でもそんな事を言われれば
不安になるだけです。
何をどうしていいのか分からなくなります。
そして、、、
振り返れば
お父さんやお母さんが腕組みをして怖い顔で
自分を睨みつけている。身動き取れませんよね。
そんなことされたら。
そこに、また
『なにやっているんだ!』
『早く行きなさい!』と
まくしたてるんです。
『おい!○○富士山に登って来い』
こうした言葉を使う方々の多くが
見せている景色(イメージ)がこれです↓
行きたいな☆って思いますか?
いくら富士山の魅力を話されても
楽しそう!登りたい!と思う選手は
少ないでしょうね。
ここまで
お話させていただければ
もうお分かりだと思いますが
僕たちサポートする側の人間というのは
目標から見える景色をイメージさせて
あげなければなりません。
そして、そこに向かうまでの
現実を選手達に伝えて
あげなければならないのです。
『○○!東京スカイツリーの展望台から
見える景色見た事あるか?これだ!』
『一度は見てみたいよな?』
こうお父さんに教えてもらった選手は
どう感じるでしょうか。
『○○!富士山から見える
日の出は凄いらしいよ!
こんなふうに見えるんだって!』
『一度登ってみたいよね?』
こうお母さんに教えてもらった選手は
どう感じるでしょうか。
少年野球の選手達には
特にそうですが
目標設定という大事な
テクニックというのは
まず、導いてあげる事です。
そして最も興味を持ち
自分自身で行動を起こす内容を
お父さん、お母さんが作り出して
あげることなのです。
見せる景色の順番
先ほどの富士山の写真を
使って導いてあげる順番を紹介します。
■ 目指す山(目標・志)を一緒に探す
『日本一の山・富士山。
せっかく山を登るなら日本一を目指したいよな』
■ 達成した時をイメージさせてあげる
『富士山を登りきるとこんな綺麗な
日の出が見れるんだよ!』
■ 待ち構える困難もあると伝える(現実)
『だけど、こういう道程を一歩ずつ
進んでいかなければ行けない』
■ 自立をさせる
そして
『後ろに寄り添って歩いてあげるけど
自分で最後まで登りきろうね。
おんぶも抱っこもしないよ。最後まで頑張ろうね』
途中、いくつもの困難が
待ち構えているでしょう。
でも!絶対に手出しはしない。
口出しもしない。自分一人で登りきれるように
サポートだけをしてあげて下さい。
いかがでしたでしょうか。
ワクワクゾーンはそこで見える景色を
イメージさせてあげる事。
これがとても重要です。
子供達が『遠足』と聞くと
ワクワクするのは遠足じゃなく
そこで待ち構えている
体験ですよね。
普段は授業がある平日に
クラスメートとおやつを食べる!
好きな子ともしかしたらバスで
隣同士になれるかもしれない!
遠足に行きたいわけではなく
そこに行ったらどうなるかという
イメージがあるからワクワクするんです。
ちなみに!
これ↓だけ見せるのは詐欺師です。
しっかりと
イメージを作ってあげて下さい。
現実を教えてあげて下さい。
最後まで登りきれるように
自立させながらサポートしてあげて下さい。
このブログの執筆者
BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー 西村昌太朗 (ニシムラショウタロウ) 2012年 野球専門・動作解析サポート BASEBALL ONE設立。 現在までにプロ野球選手をはじめ、 全国の社会人選手から少年野球選手、 女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。 またチーム単位でのサポートも実施中。 年に数回行われる限定キャンプや セミナーには県内だけでなく全国の選手や その保護者が参加するほどの人気。 また自信が配信するビービーワン!通信は 県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、 購読者は指導者から選手までと 幅広い層に好評を得ている。 2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し 野球情報専門のブログとしては急激に 購読者が増えている。
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