先日、とある高校で「ラプソード測定」と「能力測定」を実施しました。
ラプソードの測定としてピッチングでは球速や回転数、ボールの傾き、リリースポイントなどを測定しました。
バッティングでは打球速度と推定飛距離、回転軸の角度などを測定しました。
能力測定では…
「メディシンボール投げ」
「スイングスピード」
「立ち三段跳び」
「50m走」
4種目の測定を実施しました。
午前中、投手陣はラプソードの測定を行い、野手陣は守備練習を行なっていました。
ラプソードの測定を行なっている最中、投手陣から多く挙がった質問が球速についての質問でした。
ピッチャーをやっていれば「〇〇km/hを投げたい!」と目標を立てる選手も多くいます。
ですが、気持ちがスピードに向きすぎてしまい、自分のフォームを崩して投げている選手が数多く見られました。
フォームがバラバラになってしまう選手で一番多い動きは、頭を振ってボールを投げようとする動きです。
頭を振ってボールを投げてしまうと、ボールのスピードは落ちてしまいます。
その理由としては2つあります。
1つ目は…
頭を振ってしまうことで、リリースポイントを安定させることが出来ないため、力が入る位置でボールを離すことが出来なくなってしまいます。
ラプソードではリリース位置も測定できるので、数値を確認してみると、やはり1球1球バラバラになっていました。
2つ目は…
お腹の力(体幹)が使いにくくなるからです。
お腹に力が入りにくくなる原因としてはお尻が引けてしまうことが挙げられます。
リリースの瞬間にお腹に力を入れてボールを投げることが、球速をアップさせるためには重要なのです。
ですので速いボールを投げるためには、フォームを意識して投げることが必要となるのです。
投手陣のラプソードの測定、野手陣の守備練習が終わると、能力測定の方へ移っていきました。
現状の能力を知ることはレベルアップをしていく上で欠かせません。
選手たちが自分自身を知る、向き合うことの良いきっかけになったのではないでしょうか。
昼食を挟み、午後からは全員合流し、ラプソードでバッティングの測定を行いました。
推定飛距離が測定できることを知ると、アッパースイングになってしまったり、体が開いてしまったりと、ボールをうまく捉えることが出来ない選手が多くいました…
つい力んでしまいますが、自分のスイングをできなければ打球も飛ばすことができません。
今回、測定を実施し、力んだ状態で動作をしてしまうことで、良いパフォーマンスを発揮することができないと、改めて感じてもらうことができました。
また、今回の測定結果を踏まえて、自分の得意なこと、苦手なことに気づくことが出来たと思います。
冬のトレーニングで、それぞれの課題を克服していくために何が必要となるのか?
春に再度行う予定のラプソードの測定で「成長できた!」と胸を張って言えるように冬のトレーニングに頑張って取り組んで欲しいと思います。
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